洗濯工夫続きで、乾いた洗濯物をたたむのをためない方法を。
親の家ではよく、乾いて取り込んだ洗濯物が部屋の隅に放り出されたままになっていて、次の日に洗って取り込んだ洗濯物もその上に積まれていって、と、しょっちゅう部屋の隅に洗濯物の山ができていた。
親の家を出て自分で洗濯するようになっても、やっぱり同じ。
取り込んだ洗濯物がいつまでも部屋の隅に積まれたままで、しかも、だらしないのに妙なところで潔癖な私は、数日経ってホコリが積もってしまったかもしれない洗濯物を清潔な衣類が入っているタンスに入れるのがイヤで、その山の洗濯物は全部もう一度着て洗濯に出すまでなくならなくて、その間にも次の乾いた洗濯物がやってきて…と、どうしようもないところで悶々としていた。
それが、気が付くといつの間にか、取り込んだ洗濯物をためなくなっていた。
それに気付いたのは、おそうじぺこさんの
「洗濯たたみを攻略!」を読んだとき。
「あっ、この『とりこみたたみ法』、私もやってる! だから洗濯物を取り込んで片付けるのが苦痛じゃなくなってたんだ!」と気が付いた。
以前は、物干し台から取り込んだ洗濯物は両手に抱え込んで部屋の中に入れて、いったん(のつもりが何日も)部屋の隅に置いていたけれど、いつからか、物干し台から手に取った洗濯物は、その物干し台の前で立ったままたたむようになっていた。
洗濯ばさみを外して手に取ってざっとたたんで手元に置いて、また次の洗濯物を物干し台から手に取ってたたんでさっきの洗濯物の上に積んで…と繰り返して、取り込みながらその場でたたんで積み上げていく。
まずカットソーばかり物干しから外してたたんで積んでいったら、その次にはシャツを、シャツの上にはタオルを、と、種類ごとに、引き出しに入れる方向を揃えて積んでいって、あとは部屋に入ってそのままかたまりごとにそれぞれの引き出しに入れるだけ。
乾ききっていない洗濯物をいったん部屋干しに移したときも同じ。部屋干し台からひとつずつ外しながらたたんで積んでいく。
あ、多分この方法で取り込むようになったのは、今の家に引っ越してきてからだ。
アパートの頃はベランダのある部屋が畳と同じように素足で歩いて直に座るカーペット敷きだったので、ベランダから取り込んだ洗濯物はついそのカーペットの上にバサッと置いてしまっていたけれど、今ベランダがあるのはスリッパ必須のフローリングの部屋で、床の上はホコリだらけ。(カーペットの方がホコリが見えなくて今以上に掃除しなかったから実際にはもっとホコリだらけだったろうけれど。)とても洗濯物は置けない。隣の和室も滅多に使わないので普段掃除機はかけていない。
いったん置くにも置き場所がなく、広げてたたむ場所もないので、取り込みながらその場でたたんでそのまま引き出しにしまうようになったよう。
ホコリだらけの床にも思わぬメリットがあった。