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2008年 09月 06日
見捨てられ感と心の傷
一昨日書いた置き去り事件の初公判のニュースを読んだ時に、その酷い話にショックを受けながらも、何か少し引っかかるものがあった。
そうしたら昨夜、別の件でリンクをたどって行った先にたまたまあったブログで、引っかかっていたものがすとんと落ちる文章を見つけた。

「『本当に全部ボクが悪い』と自責する子供を健気だと妄想するだけに止まり、条件反射で母親を叩くから虐待の連鎖は止まらない。」 (Konbu::Diary)
より抜き書き
この事件で子供が「ママは悪くない」と自責したのは、健気だからでもなければ、そもそも母親をかばおうとしたためでもない。

この子はただ、母親に見捨てられたくなかっただけだ。母親に許してほしかったから「自分が悪い」と言ったのだ。
ごめんなさいと謝れば、ママは僕のことを捨てないでくれるかもしれない、と思って。

自分が見捨てられないための方法として、その子が知っていた唯一の方法が「自分の意見を持たず、相手の命令すべてを受け入れること」だったのだろう。

・・・

この子にとって唯一の拠り所である母親から捨てられることは、完全な孤独を意味したのだろう。
だから、母親に捨てられないように必死に謝るのだ。母親の言いつけどおり「面倒みろと言われていたのに、全然お菓子とかあげないで」と、“母親に対して”ごめんなさいと謝ったのだ。

もちろん下の子を死なせてしまったという罪悪感はあると思う。
そう仮定したとしても、それ以上に、この子は母親に対し謝罪をしたがっているのだ。
とてもじゃないが、健気だとか母親想いのいい子だとか、そういう笑い話でめでたしになるレベルの状態ではない。

・・・

結局は子も母親も、自分が拠り所にしている人間から見捨てられたくないから、なんとかしてその人をつなぎ止めたいから行動したのだ。
結果としては母親は子を殺し、子は母親をかばったが、本質としてはどちらにも同じ病理がある。

そう、何か引っかかっていたのは、ニュース記事にあった「母親をかばった」ということばだった。
確かに「悪いのは本当にぼくなんだ」と母親をかばうことばになっているけれど、それを読んだ時にそれは「悪いのはお母さんじゃない」ではなく、何かもっと必死な、もっと救いを求めていることばに見えていた。

この子は周囲のおとなに向かって「悪いのは本当にぼくなんだ、お母さんが悪いんじゃないからお母さんを許してあげて」と言ってるのではなく、母親に向かって「悪いのは本当にぼくなんだ。本当に謝るから許して。ぼくを見捨てないで」と必死に許しを請うていたように思える。
もちろん男の子の本当の気持ちはわからないけれど、上のブログ記事を読んだ時に、ニュース記事を目にして以来ずっと消化しきれずもやもやしていたものがすとんと落ちて行った。


その前日の日記の発言小町での話にも少し書いたように、私は過去、自分には理由のわからないことで非難されたり、理解してもらえず憶測で決め付けられて苦痛だった記憶が多いので、鬼だ、人でなしだと責められるような出来事にも、そうなってしまったその人なりの事情があるのかも知れないと思ってしまう。
もちろん、こんな酷い事件は二度とあってはならないことだし、取り返しのつかない命が失われているのだからそこにはどんな言い訳も通らないことはわかっているけれど、秋葉原の無差別殺人の時に感じたのと同様に、同じような生い立ちで育って同じような経験を重ねていたら私も同じことをやってしまっていた可能性がまったくないとは言い切れないことを思うと、そして、それが怖くて子どもを持つという大きな責任を負うことから逃げてきたことを思うと、私にはこの人を一方的に責めることはできない。


今ここで大事なのは、ちゃんと子供が自分を肯定できる力をつけられるように支援することではないのか。
まったく、そう思う。
この子がこんな形で母親からの見捨てられ感を持ってしまって自分を否定してしまったとしたら、それもまた、取り返しのつかないことになってしまうのではないかと思う。
by karino-tohko | 2008-09-06 12:17
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