このところ、毎晩少しずつ、片付けのようなことをしている。
一昨日の夜は、午前0時半過ぎにゴミ出しに出た時に、勝手口近くに生えたよもぎがとんでもなく茂って低い塀を大きく越えて路地まではみ出しているのに気が付いて、ちょうどゴミ出しするところだしと、その場でよもぎ抜き作業を始めた。
新しいゴミ袋を持ってきて、薄暗い街灯の明かりを頼りに、草丈1mほどあるよもぎをどんどん抜いて、バシバシ折って、袋へ。
よもぎを袋に突っ込むたびに袋がワシャワシャ大きな音を立ててるので、なるべくそっと入れようとするのだけれど、それでも静まりかえった夜中の通りには大きく響き渡ってしまう。
こんな時間に何事かと隣人が窓から覗きそうで、ヒヤヒヤ。
でもまあ、もし見られても、その隣人もちょっと風変わりな人なので「ああ、またあの人か」で済みそうだけれど、あまりいつまでもガサゴソしていると迷惑だろうし、もし誰か通行人が角を曲がって来たらギョッとされそうなので、路地にはみ出していた十数本だけ抜いて終了。
それでも大きなゴミ袋いっぱいになった。
昨日の夜は、午前2時頃、ベッドに行こうとして携帯を手に取った時に、数時間前に鳴っていたアラームの「廃品回収」の表示を発見。
この半年ほど廃品を出し損ねていたし、二ヶ月に一度の回収日を今度こそ逃さないように、眠くて倒れそうになりながらも、縛っていない古紙や段ボールを数束整理。
すでに縛ってあるものを含めると、結構な量。
朝出勤前に素早く出せるように玄関付近に積んでおこうとしたけれど、すでにあれこれ積み上がっていたので、三束ほど持ってきただけで廊下が通行止め。まあいいや、部屋に置いておいて、朝少し早起きして運び出そう。
…と思っていたのに、今朝起きたら、雨。
昼までに降り止めば廃品回収はあるようだけれど、雨の中、紙類を集積所に出しておくわけにはいかない。
ああ、また二ヶ月先か。
今夜は、帰ってきてパスタを茹でながら「明日こそ休めるかな。この部屋をほんとになんとか片付けたい」と言っていたら、「今片付けたらいいじゃない」と、R。
「今ごはん作ってるところだし」
「そのちょっとの間にも、できることがあるでしょ」
「たとえば?」
「この机の上のゴミを捨てるとか」
「なるほど。(捨)それから?」
「このあたりの要らない袋も捨てたら?」
「あ、そうか。(捨)で?」
「そこは?」
「ああ、これもまとめとこう。すごい、すごい! こんなちょっとの間にちょっときれいになった!」
ほんとにちょっとだけれど、うれしい。
明日休めますように。