
やけに外がにぎやかで、普段あまり人通りのない家の前の路地をしきりに家族連れが通ると思ったら、今日は祭りだった。
大きな太鼓の音につられて二階の廊下の窓から路地の向こうの通りを見ると、ちょうど行列が通るところ。
わっ、馬まで通る。
シーツを干しに庭に出ると、いつの間にかたっぷりの緑。
干してある赤い布切れは、数年前にお土産にもらったせっけんをくるんであったトンガの布。
せっけんをおろした後もずっと洗面所にあったのを、一昨日の掃除でやっと洗って片付けることにした。
ゆがんだアルミの大きなボウルは、知り合いのパンやさんの金属ごみ置き場からもらってきたもの。
長く使い込まれて表面がとても柔らかな面になっていてきれいだったので、何か庭で使えないかと思わずもらってきて洗い場に置いてあったのを、やっと洗った。
柔らかな白い光を湛えて、とてもきれい。