午前中は倉庫、午後から税理士、夕方に求人サイトの営業と打ち合わせ。
税理士が私のPCを使っている間、空いているPCでOVのデータの修正作業。
作業中、体の節々が痛いことに気付いた。
カゼ?
そういえば朝から妙に息苦しく、気圧が変わったのかな、と思いながら何度も深く息を吸い込んでたっけ。
支払い作業がほぼ終わって、税理士に出す会計書類も間に合って、急ぎのOVのデータもほぼ出来上がって、急に気が緩んだのか。
夕方、求人サイトの件での打ち合わせ中、突然ありえないほどの眠気が襲ってきた。
私を含めて3人しかいない席で、私の目の前で私に向かって話している人のことばを聞きながら、瞼が下りて白目を剥きそうになってしまう。
説明を聞いてメモを取り、確認事項を尋ねながら、声を出してる状態のままでも机に突っ伏しそうになる。
いったいなんだろう、まるでナルコレプシーみたいじゃないか。ナルコと言えばリタリン。なのに事務所においてきてしまった。
なんとかして起きていなきゃ、と思っているうちに、息苦しくなって腕が熱くなってきて、座っていられなくなってきた。
「もうダメだ。うつ伏せになって寝ながら聞いていてもいいですか、って言おうか。いやいや、それはやっぱりおかしい。でも耐えられない、どうしよう、薬取ってこようか、」とぐるぐる考えているうちに、契約するかどうかという話になった。でももうそれどころじゃない。後3分もいれば気を失ってしまいそうだ。
「すぐには答えを出せないので、後ほど連絡させて頂きます。ちょっと私はこれで。」と急ぎ足で部屋を出て、もつれそうな足でRの母親のところに転がり込み、そのまま畳の上に倒れこんだ。
「お水ー。気分悪いからちょっと寝かせて…」
畳の上に倒れこんだままコップ一杯の水を飲んで、タオルケットをかけてもらい、1時間後に携帯アラームをセットして目を閉じた。ああ、やっと眠れる…。
…そう思ったのに、いつの間にか眠気は消えていた。
いや、きっとまだ眠いはず。つい数分前まであんなに眠かったんだから、目を閉じていたら眠るに違いない。少し寝ておかなきゃ。
そう思って30分ほど目を閉じて寝転んでいたけれど、眠れそうにない。
そのうちRの甥っ子らが次々に帰ってきて、寝転んでいる私の上を普通にまたいで行き来し(心の中で「またいだらまたぎ返せ!」と思っていたら、Rの母親までまたいでいった)、「おなかすいた」を連呼してRの母親に目玉焼きを作ってもらっていたので、「私もー」と一緒に作ってもらって起き上がって食べて、事務所に戻って来た。
あの眠気は何だったんだ。
ちなみに、現在の有効求人倍率は全国平均0.9倍。
今年1月~3月が0.7~0.8倍で、4月以降0.9倍。まだ上がるよう。
約13年ぶりの水準だそうで、いつの間にかバブル期並みの状況になっていたらしい。
どうりでパッタリ応募者が来なくなったわけだ。
Rによると「雇用市場が過熱しているほど企業の業績は上がらないだろうから、5年以内には人が余ってくるだろう」とのことだけど、5年も待っていられない。
最低2年はこの状態が続くんじゃないかとのこと。ああー。
※ 「またいだらまたぎ返せ」…人をまたいだら反対側からもう一度またぎ返さないとまたがれた人が死ぬ、と、Keに教わった。どこかの迷信らしい。