日曜なのに、朝7時半から急ぎの注文の電話で起こされて会社へダッシュ。
自分の仕事が間に合ってないのに、出荷作業やってる場合じゃないって。

納品に出たRに、ヤマトの営業所でずっと止まったままになっていた友人からの年賀の荷物を引き取ってきてもらった。
大阪で
古本屋をしている友人が、このところ毎年年明けの挨拶に本を送ってきてくれる。
今回届いたのは、『日本の伝統織物』 『日本石仏事典』 『失踪日記』(吾妻ひでお) 『繒本 失樂園物語』(昭和15年刊)。
このセレクトの意味は不明。
原稿用紙に書かれた手紙付き。

原稿用紙といえば、以前は紙質や罫の色、ます目のサイズなどにこだわっていたけれど、今となっては原稿用紙を目にするのは、年に一度彼から届くこの手紙だけ。
紀伊國屋製の灰色罫200文字縦書き。
原稿用紙に書かれた手紙は、手紙と言うより書簡と呼びたくなる風情。
去年の本のお礼もまだ言ってなかったので、今回は早々にメール。
でも、エラーで戻ってきた。
他の連絡先アドレスはないかとグーグルで店名を検索してみたら、彼の店を訪れた人がこんなことを書いているのを発見。
> わたしはゆっくりと、その8坪ほどの店内をまわりました。
> 途中、店主から声をかけられ、「これ、知っていますか?」
> と、小妻 要というイラストレーターの画集を見せていただきました。
> 少女と植物がからんでいる、なんとも不思議な絵でした。
> 一目できにいりました。
> なぜ、わたしの好きそうなものがわかったのか聞くと、ずっと店番をしていると、お客さんの
> 立ち止まるところで、だいたい好みがわかるのだそうです。
> ウーン、おそるべし。
> だって、わたしはまんべんなく、まわったのに。
(http://www.m2photo.net/cgi-bin/column/read.cgiの[No:15]より)
そうなのか。
で、どうして私のところに『日本石仏事典』なんだ。
(いや、石仏だって興味深いけれど。)