3月半ばに採用して4月から店に来るはずだった人から、直前になって辞退のメールが入り (内定を出した時に入社を半月待って欲しいと言われた時点で、あやしいとは思ったけれど。今回は大金かけて求人したのに(TT))、店のバイトのひとりも大学に進学して4月から来れなくなったので、次の人が見つかるまでの間Kuに来てもらうことになった。
でもKuももうすぐ授業が始まってあまり来られなくなるので、早く新しい人を探さなきゃいけない。
今晩はRが出張でいないので、昨日からバイトに来てもらっているKuと食事に行って、4時間ぐらい話した。
生活圏内の友人の中でAS・ADHDの事をカミングアウトしている相手は、Kuとあとふたり。
「薬を飲んでゆっくり坦々と作業に向かう脳の状態を知って、これも一種の『集中』の状態なのかなあと思った」 と話したら、
「えっ、じゃあこれまでどんなのが『集中』だと思ってたの?」
「集中」と言えば、ガーッ!!とのめりこむ過集中か、それに準じた状態しか知らなかった。
脳が高速でフル回転している感じ。
脳が静かな状態での集中というのはどうも「集中」という実感が湧かないけれど、言葉に直してみると 「雑念が入らずそこだけに静かに意識が向いている状態」 という感じになるので、やっぱり「集中」というものらしい。脳の状態は対極に感じるくらい全く違うのに。
言葉が表す概念っていうのは人によって様々なんだと、つくづく実感。
Ku 「自分の脳みその感覚しか知らないから自分ではこれが当たり前だと思っているけれど、人の脳が体験できたらビックリする事がいろいろあるんだろうな。体験できたら面白いのに。」
昔そんな映画があったっけ。