町内の運動会。
普段町内の活動にほとんど参加していないのでこれくらいは出ておかないと、と、頼まれていた簡単な種目に出た。
身長がやや高めだからか運動ができそうに見えるようで、最初の年にはあれこれ出場依頼の声がかかったけれど、多くのアスペルガーの人同様、運動はゼンゼンだめ。
体育で走るのはいつもほとんどビリだったし、自転車に乗れたのは中学に入ってからで、水泳の授業で水に浮けるようになったのも中学になってから。
球技は何もかも恐怖で(ボールが怖い上にゲームのルールが理解できなかったし)、跳び箱は生まれてから一度も跳べたことがないし、逆上がりも小学校の居残り特訓でなんとか出来たような、最後までできなかったような…。
学校を出てやっと体育と縁を切れたと思っていたのに、まさかおとなになってからも運動会があるとは。
(私の育った住宅地ではこんなのなかったように思うんだけど。)
まあ、最初の年に運動音痴だとしつこく念を押しておいたのでリレーや徒競走には呼ばれず、年配者も混じった参加者の中では運動音痴も目立たなくて、子どもの頃のような苦痛は感じないからいいけれど。
出場する種目がとびとびなので待ち時間が長く、吹きさらしの運動場に強い風を受けて立っているだけで体が冷えて体力が奪われたようで、3時過ぎに閉会した時には体がだるだる。
早く帰ってひと眠りしたいと思い、帰りに寄ろうと思っていた買い物は夜に出直すことにして、まっすぐに家へ。
暖かくして、眠る体制を整えて、心地ちいい形に整えたクッションの上に横たわって、気持ちよくうとうと
…しかけたところで、会社から急ぎの呼び出し。
あーあ。
夜9時、Rとふたりで最後の作業にかかろうとしたところで、新たに急ぎの納品の注文。
なんでもう少し早くに注文してくれないのかなあ。
商品を用意してRは10時前から納品に向かって、私は帰宅。
片道2時間ほどかかる場所までの納品なので、Rが帰ってくるまでの約4時間、家で好きなことができると思ったけれど、宅配の荷物を取りに寄って久しぶりにスーパーに寄ってから家に着くと、いつもとさして変わらない時間。
結局これと言って何もしないまま寝なきゃいけない時間になってしまった。
明日の祝日も朝から会社。