夜事務所で仕事していると、Siさんから電話。
「元気?」
「うーん、いまいち。」
「今、会社? じゃあパソコンあるよね。今から僕が言う携帯電話のコード・ナンバー(機種No)を控えて、インターネットでその電話機について、それがどういうものか調べてくれる?」
ブラジル人のSiさんは漢字が読めないので、携帯電話を買い換えるのにパンフレットが読めず機能が把握できなくて困っているのかと思ったら、
「そして、もしトウコちゃんがその携帯電話を気に入ったら、僕にそれをプレゼントさせて欲しいんだけど。」
「は? プレゼント??」
「そう。」
「私の携帯が壊れたの、知ってるの??」
「いや、知らないよ。」
にしては、絶妙のタイミング。
「じゃあどうして?」
「きっとトウコちゃんが気に入るだろうと思うものを見つけたんだ。」
友達間での携帯電話のプレゼントは、ブラジルでは普通のこと?
大胆な発想だなあ。
Siさんとはたぶん互いに恩人&大切な友人だと思っているので、私の好きそうなものを見つけた嬉しさ+諸々のお礼に、と思ってくれたのかも。
このところ世話になりっぱなしだと気にしていたのかもしれないし、ちょうど携帯は瀕死だし、Siさんが喜ぶなら、と機種No.を聞いてみると、ドコモ。
ちょうどこの間店頭で見かけて、すごいデザインだなー、こんなのもいいかなーと思っていた機種。
でも残念ながらauから替える気はないので、気持ちだけもらっておいた。
久しぶりに話せてちょっと元気回復。
ありがとう。