義理があって注文している頒布会から、Rの希望で選んだ「豊後のとり天」の調味料とたれのセットが届いたのは、確か年末。
揚げ物をするのは面倒だし、ふだん家に揚げ油やサラダ油はないのでそれも買ってこなきゃいけないしで、届いてから箱のまま数ヶ月おいてあったけれど、たまたまサラダ油をもらったのでこのタイミングでと手をつけた。
揚げ物をするのって、たぶん20年ぶりくらい。
鶏肉を買ってきて、セットに入っていた調味液に10分ほど漬け込んで、

セットに入っていた「とり天粉」と水を加えてよく混ぜて、

長らく眠っていた、結婚するときに母が生協で買ってくれた南部鉄器の小ぶりの天ぷら鍋へ。

結婚した頃に買った揚げ箸も揚げ物用温度計も処分してしまっているので、とり天粉の袋に書いてある「油温170~180度、箸を入れると先からジュッと泡立つ程度」を目安に油を熱して揚げた。
揚げ時間約2分半。
初とり天、揚がった!

油を切って4分程度放熱してできあがり。
美味しい!
どんどん揚がる!

セットに入っていた柚子胡椒をちょいとつけて、同じくセットに入っていたとり天のたれにつけて、もぐもぐ。
揚げ物ってすごく面倒なことのように思ってたけれど、やってみたら簡単だった。
熱々、最高!
ふだん一度の料理に使う肉は200gほどなので、調味料の分量に合わせて買ってきた500g分のとり天は食べ放題。
ボウルの底に少し粉が残ったので、せっかくだし何かないかと見回して、まだ青さの残る硬いアボカドを無理矢理剥いてスライスして揚げた。

私 「思いつきで作ったけど、なんか見たことある」
R 「それ、普通はかぼちゃ」
あ、そっか。
食べてみると、パキパキに硬かったアボカドがとろりまったりで美味しい!
もっと揚げたい!
揚げ油は熱いうちに濾してオイルポットへ、と、遠い記憶にあったので、6年前に
炊飯器の背後から新品のまま変わり果てた姿で発見されたホーローのオイルポットを初めて使った。

発見当時はすっかり茶色く汚れていたけれど、処分せずに残しておいてよかった。
開封した調味液があと鶏肉2.5キロ分あるから、しばらくは日曜日のたびにとり天。
20年分の揚げ物、一気に消化。
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南部鉄器の小さな天ぷら鍋、古いものだからもうないかと思ったら、あった!(家のは両口)
及源鋳造というところのものらしい。
小さくて厚くてずっしりした安定感。
せっかくだし他の料理にも使おう。
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普通の天ぷら粉とどう違うのか実はよくわからないけれど。
twitterに更新報告しに行った今、凄いタイミングで
「サクモチな食感が病みつきになる!大分名物『とり天』が旨い」というツイートが流れてきた。
確かにサクモチ!
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目盛り付きなので便利。ちょい塩味強め。
1本で鶏肉3kg分、5本セットなら15kg分!
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大分県特産の「かぼす」を使った豊後とり天のたれとのこと。
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あ、セットもあった。
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