久しぶりに多肉植物を買った。
そう言えば、家の中に植物を飾ることに興味のなかった私が一時期いろんな観葉植物を育てるようになったきっかけは、不動産屋さんの粗品でもらったミニ多肉植物だっけ。
残念ながら私の指は茶色だったようで、水遣りや温度や光を必要以上に気にかけ過ぎたり、反対にすっかり忘れて放置したりで、次々に買って来ては次々に枯らしていたけれど。
買ってきたのは、切れた電球の替えを買いに行ったホームセンターで目に留まった、白緑の多肉。
持っていたはずの白い小さな陶器のプランターに植え替えようと探したけれど見つからず、買ってきたポットのまま間に合わせのカップに入れているうちに、いつの間にか高く伸びてきている。
この徒長した部分はカットして挿し戻すものらしいけれど、私がやると親株も新株も枯らしてしまいそうなので、この状態のまま、これ以上伸びないようにもう少し日当たりのいい場所に移しておいた。
自分に世話ができそうにないものはこれ以上手元に置かないように、と思いながらも、土曜日、不安な気持ちを抱えてショッピングセンターに行った中、寄り添ってもらうものを求めるような気持ちで、つい、小さいのもふたつ買ってきた。
ちっさい。
今日、母の検査の結果が出る。
どれほど不安だろうかと心が痛む。
どうかどうか、大丈夫ですように。
■追記。
母に付き添って病院へ結果を聞きに行った妹から、連絡があった。
覚悟していた最悪の結果ではなかったとのこと。
よかった。
母は十月頃から原因不明の背中の痛みが続いていたそうで、いろんな科で診てもらったけれど原因がわからず、先月末からは立ち歩くと激痛が走るようになって動けなくなっていた。
先週CTスキャンを受けた結果、脊椎部分に「何か」があるとのことで、前とは違う新しいガンからの転移が疑われて週末にMRIを受け、今日はその結果が出たもので、新しいガンではなさそうだとのこと。
もしそうだったらかなり厳しい状態になるだろうとの話だったので、違っていて本当によかった。
ただ、絶対安静状態とのことで、今日そのまま入院してさらに精密検査を続けることになり、三ヶ月は帰れそうにないらしい。
動けない状態でひとりで家に置いておくよりは、家族としては、その方が安心はできるけれど。
十月まではスポーツクラブにも通っていて(それにも驚いた。前回のガン手術後、リンパ浮腫が出て歩くのにも杖が必要になっているのに、なんというバイタリティ)、先月まで車の運転もしていたらしいのに、こんな短期間で立ち上がることもできなくるとは、いったい何が原因なのか。
背骨に損傷がある可能性もあり、もしかしたら半身不随になるかも知れないとのこと。
あの慌ただしく飛び回っていた母が自由に動けなくなるのは、どんなにつらいだろう。
ゆっくりでいいから、立って歩けて、家で暮らせるようになればいいんだけれど。
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