「クリームみたいな石けん」という文字を見ると思わずメロディ付きで再生される、あの、花王石けんホワイト。
その花王石けんホワイト レギュラーサイズ3個パックが届くモニター募集があったので応募した。
子どもの頃から身近にあった石けんだけれど、今回このモニターに参加するまで、「100%天然植物原料の石けん素地」「天然由来スクワラン配合」「天然椰子ミルクをたっぷり使用」とは知らなかった。
花王公式ページの
「花王石鹸の歩み」の初めに書かれていることばは、
「石鹸のない毎日を想像したことがありますか?
私たちの暮らしの中にいつもある小さな白い石鹸。
そんな、ごくふつうの当たり前が当たり前でない時代がありました。」
花王石鹸が生まれた約120年前の1890年(明治23年)当時、石鹸は高価な贅沢品の舶来物か、廉価で品質の劣る国産のどちらかしかなくて、その状況をなんとか変えたいとの使命に燃えたのが花王の創業者だったとのこと。
そして、職人や研究者らと半年かけて試行錯誤した結果完成したのが、蝋紙に包まれ能書きと証明書を巻いて桐箱に収められた石鹸で、3個入り35銭だったそう。
検索してみたら「明治23年頃の米10kgの価格は平均して50銭」「1000円は現在の2千万円」とのことなので、今の物価に換算したら、石鹸3個で7000円!?
以前の私なら(いや、今でも)、たとえ手に入っても「もったいなくて使えない」が発動するレベル。
そんな花王から届いた「花王石けんホワイト」は、包み紙を開ける前から、懐かしい「石鹸の香り」が匂い立っていた。
そう、子どもの頃身近にあった華やかな「石鹸の香り」。
久しぶりに使ってみて、こんなにきめ細かく泡立ったっけ、とびっくり。
今使っている洗顔石鹸と変わらないくらいたっぷりクリーミーに泡立つ。
ほんとに真っ白な石けん。
オフホワイトがかった白タイルと青みがかった白い陶器の石けん置きの中で白さが際立っている。
ところで、この、決して「自然な」香りではない、でも「石けんの香り」っぽい「香り」は何でできているのだろうと検索したら、思わぬ記事が出てきた。
消臭芳香剤で人気の「石けんの香り」。
そんな、もはや誰もが知ってる「石けんの香り」だけど、「石けんの香りって、そもそも何の香り?」
社名などは出せないものの、石けん関係の仕事に携わる方が、詳しい話を教えてくれた。
「各社で基準は違うかと思いますが、フローラルブーケの香りの“花王ホワイト”が、石けんの香りの基準になっているらしいと言われています。この商品は、ローズの香りや、シャネルNO.5にも使われている合成香料のアルデハイド(アルデヒド)などで作られているんですね」
1970年に発売された花王ホワイト。どうやらこれが、昨今の石けんの香りの“張本人”らしいのだ。
(「石けんの香り」って、そもそも何の香り?|Excite Bitより)
おお、まさに「石けんの香り」の日本基準だったのか。
いつでも簡単に手に入るこのホワイト石けんのモニターにわざわざ応募したのは、実は、ダブルチャンスの「花王 Kao 石けんホワイト 4つの香り」が目当て。
「オリエンタル・フローラル(沖縄限定)」「フレッシュ・シトラス」「アロマティック・ローズ」「ホワイトフローラル」の4つパックだそうで、馴染みあるこのパッケージにこんな色違いがあるとは知らなかった。
しかも、なんだか昭和レトロな配色。→
とりわけ気になるのは、オリエンタル・フローラルの香り。(オリエンタル系の甘美な香りが大好き)
「石けんの香りの基準」が生んだ別バージョンの香り、ぜひかいでみたい。
(モニター募集ページより拝借)
【花王】のモニターに参加中
にほんブログ村 その他生活ブログへ