月曜日の夜。
前日カットしてブローしてもらった髪の横と後ろのラインがきれいだったので、洗ってくずしてしまう前に写真に残しておこうと、じゃまな眼鏡を外してRに後ろ姿と横姿を撮ってもらったら、撮り終えて振り向いたところも 「パシャ!」。
モニタを確認すると「これ、誰??」ってのが写っていて、そう言えば、眼鏡を外した自分の顔って、コンタクトレンズを使わなくなって以来15年近く見てないんだ、と気が付いた。
(超ド近眼に付き)
この歳になると、久しぶりに会った人がずいぶん年取っていて驚くことがあるけれど、自分の顔も十数年ぶりに見てすごくびっくり。
老けたのも当然だけれど、ほんとに見慣れないヘンな顔で、「こんな顔なのか」と不思議でまじまじ眺めて、「もっと撮って」「もっと」と何枚も撮ってもらった。
撮れた写真をいくら眺めても、自分の顔だという実感がわかない。
どこかのおばあさん、って感じ。
初めて鏡で自分を見た人の違和感って、こんな感じなんだろうか。
眼鏡のあるなしでこんなに変わるのか。
長年コンタクトレンズをはめていた間にすっかり眼鏡が似合わなくなって、一時期は「もう眼鏡に戻すことはないなあ。でも、おばあさんになっても小さなコンタクトレンズを扱えるかなあ」なんて心配していたけれど、気に入った眼鏡に出会ったきっかけでコンタクトレンズをはめなくなって、いつの間にかすっかり眼鏡顔に戻っていた。
何枚も撮ってもらった中に、20年近く会っていない母方の従妹によく似た写真があって、父に見える写真もある。
ああ、私の中に父の顔があるなあ、と、不思議な思いでいつまでも写真を眺めてた。
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