二月半ばの日曜日、少しだけ寝室の配置換えをした。
これまでは、窓際にチェストを置いて、その脇にコートハンガーを、それらの前にマッサージ機を置いていた。
床に敷いてあるマットレス状のがマッサージ機で、我が家にあるものの中で婚礼家具の次に高価だと思われる、「インフラツボヘルサー」なるもの。
マッサージ機と言うより、背筋矯正マシンっぽい。
Rの激しい慢性肩凝りの緩和のために、20数年前、私側の親とR側の伯母の両方から「あれは本当にいい」と勧められて思い切って買ったもの。
確かに、Rはこれを使うと肩の痛みを忘れてそのまま熟睡することが多く、真似て使った私も背筋が伸びて血行が良くなるような気がしたけれど、今の仕事に変わって帰って寝るだけの生活になってからは使う時間がほとんどなくて(一回25分くらいかかるし、古い型だからか、夜中に使うには音が大きい)、さらに、去年の手術以降Rには使えなくなったので、Rが使わないと私もわざわざ使うことはなく、埃を被る一方の邪魔物と化していた。
で、使わなくなったマッサージ機のカバー類を洗ってセットし直して、ほこり除けの布をかけて向こうに押しやって、窓際にあったチェストの方向を替えてみた。
ああ、なんて快適。
身を乗り出さなきゃいけなかったチェストも手元で開け閉めできるようになったし、逆光だった引き出しの中も明るく見やすくなったし、窓の開け閉めもラクになったし、コートハンガーも使いやすくなったし、コートハンガーがじゃまして閉めっ放しだった右手のカーテンも全開できるようになったし、床も広くなったし。
(手前の黒っぽいのはファンヒーター)
マッサージ機は半分に折りたたむこともできるけれど、そうしたらRの手術痕が治ってももう二度と使わなくなる気がするので、使いたくなったらいつでも使えるように広げたままにしておいた。
ああそうだ、どうせならこの上を、使っていないクッション置き場にしよう。
さっきのほこり除け布では幅が足りないので、古シーツを掛けて。
その夜、先に寝室に上がったRからメール。
「だれかねてらる」
(訳:誰か寝ておいでになる)
ファラオか。
あと、非常時に懐中電灯にもなるシンプルなデザインの2WAYライトを会社で安く分けてもらえたので、ベッド脇に置いた。
上部のスイッチ部分を押すと、柔らかな電球色に点灯する。
そのスイッチ部分を引き抜くと、
引き抜いた部分が明るいLED懐中電灯になるので、非常灯にもなる。
スイッチ部分は蓄光になっている。
発売当時から気になっていた無印良品の
LEDランタン・サーチライト付 (無印良品ネットストアにリンク)が、値段に躊躇して「いつかそのうちに…」と思っているうちに販売終了になってがっくりしていたけれど、私にはこれで充分。
MUJI LEDランタン・サーチライトの30分の1(!)の値段で買えた。
ベッドに寝転んだまま手元で灯りが点けられるのはうれしい。
毎晩ワクワクして、用もないのにつけたり消したりしてる。
ところでインフラツボヘルサーってまだあるのかなと検索してみたら、ヒットするのは中古品の売買情報ばかり。
もう製造されていないのかと思いながらよく見たら、今も改良型が販売されているよう。
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インフラツボヘルサーNX (メーカーのページにリンク)
なんだかあやしい健康器具のサイトのように見えるけれど、掲示板等によるとそういうメーカーではないらしい。
検索してあれこれ読んでたら、なんだか久しぶりに使いたくなってきた。
せっかくカバーを掛けて奥に押しやったけれど、体調整えるために日曜日ごとに使ってみようか。
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398円!
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インフラツボヘルサー、未使用品とは言えかなり古そうなのに、この値段で売れた様子。
すごい。
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