近くのスーパーで初めて目にした「はす芋」なるものを買ってみた。
店頭のPOPによると、生でも炒めてもOKとのこと。
パックを手に取ると、ドンっとした見た目と違ってスコッと軽い。
「芋」と付くのにどう見ても芋じゃない。食感が芋っぽいのか?
twitterでそんなことをつぶやいていたら、「それ、多分『サトイモの茎』的なものじゃないかと」「ずいきみたいなもんですかね」と声をかけてもらった。
そっか! と検索したところ、「蓮芋」は、葉柄部分を食べる(根は小さくて食用にならない)サトイモ科の植物名とのこと。
沖縄を通して入って来たので「りゅうきゅう」とも呼ばれているらしい。
一番太いものは結構太い。
輪切りにすると、蓮画像を思わせる断面が現れた。
薄くスライスすると、レースのように繊細。
皮は指でツィーと剥ける。
少し酢水にさらしてアク抜きするといいらしい。
アク抜き後、どんな味かとかじってみたら…酢水の味しかしない…。
POPに「サラダ、味噌汁、おひたし、炒め物に」と書かれていたので、まずはどんなものなのかと、そのままに近いサラダと味噌汁にしてみた。
子どもの頃に食べた「ずいき」はぬめりがあったように思うけれど、この蓮芋のずいきは、生でも加熱してもシャクシャク。
サラダにはいつものように天塩、ブラックペパー、オリーブオイル、ビネガーをかけたところ、よく水を切ったつもりが水っぽくて、味も馴染んでなかった。
(あとでレシピを検索したら、「塩した後に水気を絞る」ように書かれてた。振るだけじゃ細かい穴の水は飛ばないよう)
味噌汁も何か間違えたらしく、蓮芋のよさが生かせてない感じ。
シャキシャキを生かそうとさっと火を通すだけにしたけれど、もっと煮た方がよかったか。
翌日、ツナと一緒に煮びたし的な炒め煮にしたら美味しいと聞いて取り掛かった。
が、あるはずのツナ缶がなかったので、急遽、豚に変更。
煮びたしは、味がしみてしゃくしゃくで美味しい!
これは成功!
さっと火を通しただけの味噌汁やサラダの時のとんがったシャクシャクとは違って、角の丸いしゃくしゃく。
これはまた食べたい。
だったら味噌汁も、これくらいのぶつ切りにしてしばらく煮た方が美味しいかもと、再挑戦。
美味しい! この食感、クセになる。
これは蓮芋のファンになる。
見つけたらまた買おう。
(次はツナとの煮びたしを!)
にほんブログ村 その他生活ブログへ