エストニア製のコート掛けが届いた日曜日の朝、台所に行くと、
CLAY STUDIO くりさんで買ったボウルの中に窓からの日射しがまわり込んで、火色の部分が、内側の光が透けて輝いているように見えた。

麺にサラダにおかずにと、ほぼ毎日のように愛用している信楽焼の器。
反射した日射しくらいで厚い陶器が透けるわけはないと思いながらも、そうにしか見えなくて、光を放つように見える姿をきれいだなあとしばし眺めていた。
洗濯したり休憩したりコート掛けを組み立てたりしたあと、午後4時、遅い昼食。
特上の天気だったので久しぶりに本の部屋に風を通したら、湿度が40%近くにまで下がっていた。

(ふたつの温湿度計の指す数字がずいぶん違うけれど、右の丸いのは100円ショップのなので不確か)
コート掛けを組み立てたあと、この間までパイプハンガーの陰になっていた窓の隅を見てみたら、サッシにカビが。
いや、それよりも、冬の結露を長年放置していたせいか、木枠部分にシミが。

日が暮れてきたのでそろそろ買い物に出ようと思っていたけれど、我が家で唯一清潔な場所になりつつこの寝室にこれはいけないと、ウエスと除菌スプレーと、ついでにほこりがたまってシミの出ている窓枠を磨こうと、ワックススプレーを持って来た。

こちら側の窓ガラスを開けるのは久しぶり。
サッシの一番手間の溝に、泥状になった汚れがたまっている。

爪楊枝か綿棒を取ってきて隅まで真っ白にしたいところだけれど、下のガレージにやってきた人たちがそこで話し込み始めたので(位置的にその人たちを見下ろす形になって視線が気になる)、その人たちがいったん向こうに行った隙に写真を撮って終了。
久しぶりに、階段も掃除した。

わざわざ日記に書くくらいたまにしか掃除しないので、結構見苦しい状態になっていた。
この頃、家にいるのが楽しくて、家に手をかけるのが嬉しくなってきた。
(って、この間も書いた気がする)
ただ窓の外を眺めたり行き交う人をぼんやり眺めたりしているだけでも、何かわくわくするようになってきた。
このまま以前の調子に戻ってくれたら嬉しい。
くりさんの器、重宝しています。ありがとうございます。
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