日曜日、ターキーパーティに呼ばれた。
午後の陽ざしの中、1年数ヶ月前の記憶を頼りに、高架を越えて線路沿いにゆるゆる歩いて、Deのアパートへ。
名シェフDeのペルー料理とターキーが並ぶテーブル。
ターキーのすぐ後ろにあるのは山盛りの激旨セビーチェ。(ターキーが大きいので他の大皿が中皿に見える)
一週間以上かけて仕込んで3時間以上グリルするという12kgの七面鳥、デカい。
(大きさがわかりづらいけれど、お皿の直径は30数cm)
方々から注文が入っていて、12月半ばから年明けまでは連日ターキーを仕込んで焼き続けるらしい。
料理を食べ始めて少し経ったところで、ターキーに入刀。
一週間以上かけて仕込まれただけあって、味が深くまでしみていてジューシー。
ターキーから出る濃厚グレービーソースで食べると絶品!
いくらでも食べられる。
ペルー料理に混じって「ロシアのサラダ」。
鮮やかな紫色はビーツとのこと。
緑とのコントラストがきれい。
(古いコンパクトカメラでうまく写らなくて残念)
調理台。
パイナップルの実を取ったあとの皮は、家ではガジガジしがんで捨てていたけれど、水で煮込めば美味しいパイン汁ができるとのこと。
クローブやシナモンを入れればカンペキだそうな。
今度やってみよう。
白くて大粒の茹でとうもろこし「チョクロ」(choclo)。
この大粒のとうもろこしは、煎って塩をまぶした「カンチャ」(cancha。向こう側のお皿の中の茶色いの)の形でよく出てくるけれど、茹でたのを食べるのは初めて。
もっちもち!
食べ始めて一時間。
解体の進むターキー。
残ったガラは、カボチャや玉葱やオートミールっぽいもの(名前忘れた)と一緒に圧力鍋で煮られて、
二時間後、七面鳥の濃厚スープになった。
スープトッピング用のライムとコリアンダー。
Deんちで出てくるライムはいつも外皮が不思議な甘い香りを放っていて、それが実の酸味と相まってなんともいえない不思議な風味になる。
Deによると「普通のライム」とのことなので、私が、Deんち以外で皮付きの生ライムを絞ったことがないだけ?
実を絞った指がココナッツとライムが混じったような香りになって、その香りをかいでいると幸せな気分になる。
以前、ボート型の器が欲しくて、でも食器を増やすのはやめようとあきらめたんだけど、これを見てまた欲しくなった。
かわいい。
昼過ぎからすっかり日が暮れるまでひたすら食べ続けて、一週間分の栄養と幸福感を補給した。
ごちそうさま。
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