日曜日の夕方に髪を切りに行ったあと、帰りにのぞいた雑貨店でリングを買った。
元々あまり指輪の似合う指でなかったのが、このところますます不似合いになっている。
リングを買ったのなんて、
20年目のコクトーの指輪を除けば、いったい何年ぶり。
小指に「2」。
(シャッターを押してから、向こう側からの自然光+上からの電球の明りで肌がきれいに写ることを発見した。偶然の成果。就寝前のむくんだ指で失礼)
ピンキーリングではないようだけれど、私には少しゆるめの小指サイズ。
数字の「3」を見ると反射的に「私!」と思う体質(?)なので最初「3」に呼ばれて手に取ったけれど、どうも「3」は、○るかぜちゃんの(ω)に見えて仕方がなくて、でも気になるし…と迷ったところで「2」が目に入って、それに決めた。
「2」って数字はRっぽい。
このリング、タグも何も付いてなかったけれどどこのだろうと検索してみたら、楽天にもあった!
HAWK COMPANY【6331】ホークカンパニー ナンバーリング(楽天にリンク)
何でもネットにあるんだなあ。
10代の頃は、歳をとればみんな勝手におとなになっていくものだと思っていたけれど、違ってた。
私はいつになったらおとなの顔してレストランや料亭に入れるようになって、いつになったらおとなが嵌めるような指輪が欲しくなるようになるんだろう。
結婚する時に決まり通りにもらった、小さなダイヤモンドの嵌ったシンプルな指輪も、「今はこんなの好みじゃないし、着けない指輪にお金をかけるのはもったいないけれど、いつかはこういう石付きの指輪がうれしくなるかも知れないから一応小さめの石付きのを買っておいてもらおう」と選んで買ってもらったけれど、この歳になってもまだ、磨かれた宝石付きの整った指輪よりも、ビーズや木の実で作ったような指輪の方が好きなまま。
石付きの指輪もこんなのだったら欲しいけれど、そもそも、指輪を売っているような店に行くこと自体ないので、見付けられない。
(
http://gardens.tumblr.com/post/3500281296/
リンク元がなくなっていて、画像検索かけてもpinterestにスクラップされた写真しか出てこなかった)
ざっくりした氷砂糖のような指輪。
と思っていたら、本物の角砂糖を指輪にしている人がいた。
(
@nifty:デイリーポータルZ:「角砂糖で指輪を作る」より)
きれい。
やっぱりこういうのが好き。
指輪に草や苔を生やしてる人たちは意外に多いよう。
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画像検索:ring moss
仕事中、指を眺めていたくなる。
指輪と言うより、携帯できる庭。
(
Front Page of the Etsy Blog! | Mr.Lentz より)
ネックレスもあった。
(
Moss and Plant Necklaces | Mr. Lentz より)
こういうのを見ていると自分で作りたくなるけれど、何かを細工して作るようなことからも、もうずいぶん離れている。
あ、石付きの指輪で長く嵌めていたものもあったっけ。
大学時代に友人がくれたメノウの指輪。
高校を休んでインドを彷徨っていた頃に買ったものだと言っていた。
(数年前に撮ったピンボケ写真がパソコンに入ってた)
親指に嵌めてもごそごそな特大サイズだけれど、飴のようになめらかで灰色がかった乳白色の石といびつな真鍮の輪っかが気に入って、一時期嵌めっぱなしにしていた。
考えてみたら、彼氏でもない男友達からもらったのに、付き合っていた人とお揃いにしていた指輪よりもトータルで長く嵌めていたかも知れない。
指輪の画像を眺めていたら、指輪って、装うためのアクセサリーと言うより、自分のための小宇宙だなあと思えてきた。
ハンドクリーム塗って爪をちゃんと手入れして、普段から好きな指輪を嵌めるようにしようかな。
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やっぱりモデルの人は薬指にはめてる。(入んないよ!)
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楽天にも苔のリングとネックレスが!(売り切れてるけど)
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