去年の書きそびれ分はスルーして、再び、お正月。
元日の朝から出勤した分、二日と三日は家でひとりゆっくり過ごした。(R、ごめん。)
毎年三が日は三食とも、親がそうしていたように、甘い西京白味噌の京雑煮とおせち。(出勤日のお昼を除く)
あとはその時々で、海老やはまぐりや小さな鯛の塩焼きがあったりなかったり。
去年は仕事帰りの大晦日の夜にカニを買ったっけ。
お昼には、朝に炊いた雑煮の鍋にお餅だけ足すので、根菜がとろけて味噌にお餅も溶け出していて、とろとろ。
(祝箸は、去年と同じ干支の箸袋入りのをふたり分だけ買ってきた。昔、親の家では、家族分以外に「山海」と書いた取り箸も用意してたっけ)
本を見ながらおせち料理を自分で作って重箱に詰めたのは、結婚した最初の年だけ。
翌年からは大晦日と元旦を含む前後一週間仕事に呼ばれるようになったので、市販の小袋のおせちを数種類買ってきて仕切り皿に盛り合わせるだけになって、そのまま今に至っている。
生協に入ってからは、餅やお雑煮の材料と一緒に数の子や棒だらやごまめを注文しておけば年末に届くので、それをお皿に盛り合わせるだけ。
正月前の買い出しに行くこともほとんどなくなったので、一万円ほどで年を越している。
同じ出来合いのおせち料理で済ますなら、小袋じゃなくてたまには重箱入りのおせちを注文してみようかとも思うんだけれど、「これで充分美味しくて三日分充分足りているし」「重箱で買って丸ごと口に合わなかったらなあ」とか考えてしまって、ついつい寄せ集めで済ませてしまう。
おせち料理の中で、この↑黒豆だけは、手製。
年末に乾燥黒豆をもらったので、去年自分が書き留めておいた長文レシピ「
初めて黒豆を煮る (いちおう、レシピ)」を見ながら大晦日の夜に炊いたもの。
(豆を「炊く」のは関西弁?)
今年も大ぶりの瓶に4瓶できた。
乾燥豆をもらう前に、先に生協で煮豆をふた袋注文してあったので、お正月のおやつは黒豆食べ放題。
(あ、つい水切りかごにあった器に入れたけれど、写真撮るなら和食器に盛ればよかった)
大晦日の鮮魚店でなまこの酢の物を見かけたので買ってみた。
久しぶりに食べるなまこ。
新鮮でコリコリ美味しい。大当たり。
三日、贈り物を買いに行った御菓子やさんのウインドウ脇に「ドライバウム」というものがあったので、バームクーヘン好きのRにと、手のひらサイズの小袋をひとつ買ってみた。
バームクーヘンを薄くスライスしてラスクにしたような感じで、肌理細かく優しい味。
一緒にお皿に載っているのは、会計の際にふたつもらったお正月の福あめ。
普段あまり飴は食べないけれど、これはうれしい。
指でひねったようなふっくらしたかたちに小さく紅がさしてある。
砂糖と水あめだけで煉られた上等の蜜の味。
ごちそうさま。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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