倉庫作業をしていたら、一年ほど前から来てもらっているひと回り以上年下の人から、「あのー、今さらなんですけど…」と。
あー、また何か仕事上のクレームかと構えたら、
「もしかしたら、お化粧してないんですか?」
は?
「もしかしたら、いつもすっぴんなのかなって気付いて、びっくりして」
びっくりしたのはこっち。
こんなシミソバカスだらけで濁った色の肌が化粧してるように見えるとはとても思えない。
「うん、夏は日焼け止めを塗った方がいいって言われて2年ほど前から日焼け止めを塗るようになったけど、ふだんはすっぴん」
(日焼け止めでも薄っすら白くなるし、クレンジングが必要なので、私にとっては化粧レベル。この夏初めて使った
手製ミネラルパウダーファンデーションは先月から切らしていてつけてない。)
「すごーい。肌、きれいですよねー。すごいー」
「ええっ!? こんなにシミソバカスがあって赤ら顔で濁ってるのに?」
(会ったことのある人はご存知の通り、ほんとに、決してきれいな肌じゃない。)
「きれいですよー。シワとかぜんぜんないですよね」
確かにシワはない。そっか、このトシだとシワの有無が判断基準になるのか。
…と思っていたけれど、一昨晩、台所で髪を洗ったあとに洗面台でドライヤーを当てていたら、右目の下に横方向の小じわらしきものが出来ているのに気が付いた。
小じわというか、肌のキメが見えるというか。
左目の下にはないということは、運転中の紫外線のせいか。
帽子をかぶると周りの音が聞こえにくくなる気がするので最近かぶらなくなっていたんだけれど、ちゃんとかぶろう。
この間のことでめげていたら、Rに「そんなに爪を伸ばしてるからあほの子と思われるんじゃないの? なんで爪切らないの? 切るの忘れるの? ちゃんと切りなさい」と言われたので、切った。
(切る前)
ちょっとはかしこそうになった?