月曜日にやっと、最低限必要なレンズとコンパクトフラッシュカードとやらがそろった。
届いたコンパクトフラッシュカードには「初期不良交換は到着後一週間以内に」と書かれていたので、そろそろ確認しなきゃいけない。
セットで落札し直すために返品もしくは再出品しようかと丁寧に梱包してあったカメラを箱から取り出して、カメラのマニュアルを見ながらレンズとCFをセット。
レンズを取り付けてみるとデカい。
毎日カバンに入れて持ち歩くにはムリがあるかなあ。
試しに撮ってみる。撮れた。勝手に内臓フラッシュが発光する。
うーん、写りはこんなものかなあ。普段フラッシュは使わないのでわからない。
フラッシュを発光禁止にしたいけれど、マニュアルをざっと見てもわからない。
「フラッシュ、ストロボ、内蔵フラッシュ…」思いつくことばが索引に見当たらない。
あ、これだ、「スピードライト」。
でも、スピードライトの説明は十数ページにもわたっていて、調光範囲と感度だの、シャッタースピード制御だの、ちんぷんかんぷん。
ああ、私はとりあえずそれを使わないようにしたいだけなんだけど。
発光方法は詳しく書いてあるけれど、禁止する方法がなかなか見あたらない。
あー、わけわかんない。
おばあさんになった気分。
落ち着いてマニュアルを1ページずつ読んで、マニュアルモードの絞り優先(意味は半分わかっていない)にすることでフラッシュ発光禁止にできたので、部屋の中の物を撮ってみた。
同じ照明下で同じように撮っても、シャッターが下りるまでの時間がコンパクトカメラの数倍かかって手ぶれがすごい。
絞りの設定方法を探して理解するにはまた時間がかかりそうなのでシャッタースピード優先で撮ると、今度は真っ暗で何も写らない。
絞りとシャッタースピードをなんとかしなきゃいけないんだろうけれど、そのあたりはお手上げ。
私がデジカメの前に使っていたお気に入りのIZM400は、レンズは一眼だったけれどコンパクトカメラもどきのもの(「ブリッジカメラ」というらしい)で、マニュアルで撮ってもピント以外はほとんどカメラまかせだった。
(それでも結構きれいに撮れたので、それを買ってからはコンパクトカメラは使わなくなって、いつもIZMを持ち歩いていた。デジタルになるまでは。)
デジカメの一眼を買おうと思ってから絞りとシャッタースピードの説明を何度か読んだけれど、実際使ってみないといまいちピンと来ない。
今度田舎に帰る時にカメラを持って帰って妹に教えてもらおう。
(妹は中学か高校の頃から一眼カメラや交換レンズやフィルターを持っていて、学校に写真部を作って家で現像もしていた。
考えてみれば、なんで中学生であんな高いカメラや機材を持ってたんだ?)
気が付けばまた3時半。
今夜こそ早く寝ようと思っていたのに。