前に描いた自閉症スペクトラム図を少し修正しました。
ずっと以前にどこかで読んだたとえですが、100%のオレンジジュースにだんだん水を加えて薄めていくと、最後には限りなく普通の水に近いものになりますが、それでも、それと純粋な水とは別物です。
一口飲んでオレンジジュースだとわかるものを自閉症(従来から自閉症と呼ばれてきたカナータイプなど)とすると、水に近いけれど少しオレンジの味が混じっているのはアスペルガー等で、その濃度はそれぞれ様々。
でも、限りなく水に近くなったものでも、一滴でもオレンジジュースが混じっていると、純粋な水とは別の物になります。
このたとえを読んだのはおそらく2000~2002年頃で、どういうところに書かれていたのかも記憶になく、今の発達障害の考え方とはずれているものかも知れませんが、これが、私が持つ自閉症スペクトラムのイメージになっています。
なので、スペクトラム図の一方の端に「発達障害のない人」をおくなら、そこは、その手前までの部分とはグラデーションが連続しているように見えて実質は異なるオレンジジュース0%にして(ここでは色味0%の無色にしました)、グラデーションが連続している図にするなら、端にくるのは「発達障害のない人」ではなく「発達障害がない人に近い人」にするべきだと思って、図を差し替えた次第です。
なお、これはあくまでも、私個人が持つ自閉症スペクトラムのイメージです。

↑連続しているかに見えて
実質は連続していない
または
(ワードのオートシェイプで作ったので、ふたつの図のグラデーションの差がうまく出ていませんが。)