月曜日・火曜日は事務所を出たのが午前様。
帰って簡単なご飯を食べてRが寝てひとりになったあと、いい加減髪を洗わなければヤバそうだとシャワーを浴びようとしたら、Rがニュースをチェックしたあとついたままになっていたテレビから、間もなくオバマ氏の就任演説が始まるとの案内が流れた。
歴史的な瞬間になるんだろうなと思いながらざっとシャワーを使い、髪を拭きながらテレビの音声を聞いていた。
ああ、そうだ、Rにも聞かせてあげよう、と録画をセット。
途中で二交代ほどあった同時通訳に、歴史的演説の同時通訳ってなんてプレッシャーの大きな仕事だろう、途中で詰まってしまって訳が追いつかなくなって抜けてしまったり、頭が真っ白になってしまって卒倒したりすることはないのかと、ヒヤヒヤ。
(翌朝Rに「同時通訳ってすごい集中力と精神力が要るよね。見ているこっちがすごく緊張した」と話したら、「いつものニュースとおんなじだよ。いつもの人でしょ?」と。ああ、そうか、聞いたことのある声だと思っていたら、いつもRが見ているBS海外ニュースで同時通訳している人だったんだ。日本国中全員がその通訳でこの演説を見るんだと思っていたけれど、番組ごとに通訳されていたのか。)
通訳が詰まってしまわないか気になってあまり話の内容に集中できなかったけれど、選挙演説の時とはかなり印象が違う。歴史的名言が誕生するに違いないと期待される中で、そんな高揚感に煽られることなく、じっくり地道に語っている、という印象。(聴覚情報処理が苦手なので、あくまでも「印象」。)
いろんなことがよくなっていきますように。