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2015年 07月 30日
プールに通ってたの、いつだっけ
引き続き、遅れついでにゴールデンウィークの残り二日分。


親元から戻った夜、Rがフリースのパジャマを着ていた。
「まだ冬のパジャマ着てたの? 替えたら?」
「これでいい」
「もう冬じゃないよ。暑くない?」
「じゃあもういい。洗って」
そう言って脱いだパジャマを洗濯かごに入れていたけど、次の朝見ると、かわりにネルのパジャマを出して着てた。
えーっと…。


f0000211_18532561.jpg
壊れていたRの目覚まし時計を捨てた。
ナウシカやトトロのメロディアラームが入ったジブリ目覚まし時計。
(古いものだったけれど、検索してみると、今も違うデザインで販売されているよう。)
「いいの?」
「壊れてるなら置いておいても仕方ないよ。おまえの壊れてるかわいい時計はあちこちにたくさん置いてあるけどね」
ああ、ごめん…。


帰省後は不安定になってうつうつ。
朝8時過ぎに起きたものの動けない。
動き出せない私の横で洗濯機が、上でルンバが動いてくれてる。ありがとう。


洗濯物を干しに出て、そのまま草抜き2時間半。
隣家に迷惑じゃないかと気になっていた裏庭がさっぱりした。
床磨き同様、草抜きは精神安定にいい。
横庭の草が残ったけれど、日が射してきたので続きは日陰になってから。
f0000211_185433.jpg
消えるかと思っていたエリゲロンが、いつの間にかしっかり根付いて増えていた。
うれしい。


そう言えば、昨晩帰ってきた時、玄関先がごみ屋敷化しかけていて「ここでちゃんと生活できてるんだろうか」と気になっていた近所の家の表がすっきりさっぱりしていて、ああ、この家にも連休に実家を片付けに帰る子どもがいたんだな、と、ちょっとほっとした。
荒んでいく家を見るのはつらい。


草を抜き終えて、切れていた階段の電球を交換して、リビングのミニホットカーペットとブランケットを洗って、クッションを外ではたいて、その周辺の床にたまっていた紙類の整理を始めた。

普段座っている足元からRの2006年のノートが出てきたり、以前使っていてそのままになっていた財布が出てきたり。
財布の中を整理していたら、入ってた2002年のレシートの端にあったメモ書きが自分でも読めなくて、十年以上経ってるんだなあと不思議な気がして、一日終わり。



翌日。
冬物を洗って、布団を干して、前の夜に買ってきた非常食をストッカーに移して、古いジーンズに染み込んでいた汚れを漂白剤でこすり落とした。
何年も前に着たきりの秋の薄手の綿コートも洗った。
「先にクリーニング店に毛布出しに行ってから部屋に風通そう」と思っているうちに、家中閉め切ったまま3時間。
先にクリーニング出しに行ってこよう。


クリーニングに出たついでに、ホームセンターでタイルの目地マーカーとコーキング剤と、バジルとイタリアンパセリとオクラの苗を買ってきて植え付けた。
f0000211_18543348.jpg

5年ぶりに挑戦するバジル。
カプレーゼに使えるくらいには育ちますように。
f0000211_18545353.jpg

横の鉢のタイムが枯れてきているのが気になって、根詰まりしているのかなあと根元を掻き分けて見たら、
f0000211_18551698.jpg
えっ!? ミノムシが大量についてる!
タイムの茎もミノムシも同じ茶色なのでこの写真ではわかりにくいけれど、葉がなくなったこのもしゃもしゃの中に何十匹というミノムシが潜んでた。
枯れてきたんじゃなくて、根元の方から葉っぱをどんどん食べられていたんだった。

このひしゃくの中全部、上のタイムについてたミノムシ。
大きいのは1.5cmくらいあるけれど、5mmに満たない極小のが大量にいた。
f0000211_18554187.jpg

かろうじて残った枝先のタイムの葉。
f0000211_1856391.jpg
食い尽くされて枯れてしまう前に気付いてよかった。



洗面所に長年吊りっ放しだったかごの中でほこりを被っているスイミング用具がふと目に入ったので、、洗った。
f0000211_18563566.jpg

f0000211_18565998.jpg
私がスイミングクラブを退会したのいつだっけ。
Rがプールに行かなくなったのいつだっけ。
どれが自分のゴーグルだったかも覚えてない。

f0000211_1857426.jpg
いったん全部のけてかごもざぶざぶ洗った。
私がプールに通わなくなったのはまだほんの少し前のような気がしていたけれど、過去記事を確認してみたら、もう10年以上前だった。


f0000211_18581722.jpg
白いラバーのキャップは変色しててもうダメだし処分しよう。
って言うか、ラバー製のスイミングキャップって今も使われてるんだろうか。

f0000211_18584291.jpg
継ぎ目部分が割れてるゴーグルも処分。
R、またプールに通えるようになるのかな。


私がプールに通ってた頃に着ていた水着は、機会があればまた着るつもりでスイミングバッグにまだそのまま入ってるはずだけれど、冷静に考えれば、もうとても着られそうにないのもある。(年齢的に)
水着だけでなく、MASACO石鹸もクエン酸もミニボディブラシもその他諸々入れっぱなしのはず。
今度整理しよう。



続きはまた明日。

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by karino-tohko | 2015-07-30 19:15 | 日記
2015年 07月 25日
行き止まりの排水口 (片付けられない親の家の掃除と片付け 15回目)
遅ればせながら、ゴールデンウィークの帰省を書き留めておく。


今回は、金曜日に仕事から帰ってそのまま荷物引っつかんで夜の電車に飛び乗って、これまでで最長かも知れない3泊4日の帰省になった。

妹 「おねえちゃん、明日とあさって、どうするの?」
私 「明日はお父さんのお見舞いに行こかなって思ってる」
妹 「じゃああさって、この子らと岩盤浴行かへん?」
母 「あさってはこの家の掃除してくれるねん」
私と妹 「え?」
すっかり、帰省=掃除ってアテにされてる。

でも、一日目は、到着時刻がもうほぼお風呂に入って寝る時刻で(いや、結局2時半頃まで起きてたけれど)、翌日は母と伯母と妹と姪っ子らとで隣県のショッピングモールまで行って一日過ごし、その翌日は特別養護老人ホームに移った父に会いに行って姪っ子らと食事して、その翌日はもう帰る日で、片付けや掃除はほとんどできなかった。


そんな中で、今回一番時間を割いたのが、ここ。
f0000211_21412997.jpg
(11年前のコンパクトデジカメで撮ったので暗い)

数年前に父が入院して以来普段使われていない浴室の、排水口。
(母はずいぶん以前から家のお風呂には入らなくなって、会員になっている施設のお風呂まで通っているらしい。なんて面倒な…)
帰省した晩にシャワーを使おうとしたらお湯が流れていかなかったので、掃除した。
 ↓
f0000211_2141501.jpg
 ↓
f0000211_21421377.jpg
すっきり。

でも、時間がかかったのは掃除ではなく、この中のカップ外し。

この排水口の真ん中の、パイプにつながってそうに見える部分が、すぐ10cmほど下で行き止まりになっている。
じゃあどこから水が流れ出ていくのかと言うと、左下の写真で段ボール用ナイフを差し込んでいる、ほんの2mmほどの隙間。
直径10cmほどの口の中に、凹状のカップ(封水筒?)がはまり込んでいる状態になっている。
いや、もしかしたら凹状ではなく、筒状のものが下まで押し込まれて底面に当たって行き止まりになっているのかも知れない。
f0000211_2142434.jpg
「これ、いつからこうなってんの?」
「昔、お父さんがそこを掃除するって言っていじって戻した時に、なんか入れ方間違ったみたい」
え? いったい何年前の話?
それからずっとこの状態だったわけ??
どうりでいつも水が流れにくかったわけだ。

いったい元がどういう状態だったのかわからないけれど、この凹状態になっているのをいったん引き抜くしかなさそう。
で、帰省した夜に、いろんな工具を持ってきて試してみたけれど、周囲の口の内径と中に嵌まり込んでいるカップ(筒?)の外径とがほぼ同じで、きっちり過ぎて出てこない。
片方にナイフを差し込む隙間を作ると、反対側が口の外側にはみ出る形になる。

いっそ、この内側の筒を削るか割るかしてして取り出そうとしたけれど、思っていた以上に硬くて工具入れにあった工具では割れず、段ボール用ナイフでしばらくガリガリ削ってみたけれど、いっこうに先が見えないうちに刃が摩耗してきて、あきらめ。

こうなったら仕方ない、と、どろどろの排水口にゴム手袋をはめた手を突っ込んで、摩擦力で引き抜こうとしたけれど、格闘しているうちに手袋は破れ、いつの間にか血が滲んで傷口が汚水まみれ。そのうえいつからかずっと全力で歯を食い縛っていたので、気付けば手も腰も顎もガクガク。
夜中に一時間半闘って闘い敗れた。

で、翌朝、汚れを気にせず思い切って取り組めるようにと掃除した次第。
でも、出かけるぎりぎりまで全力でやったけれど、結局、外せなかった。


親の家には他にも、前々から放置されている水回りの故障が多々あって、たまの帰省の間だけでも生活しづらい。
一階のトイレの手洗い器は水が出ないし、二階のトイレの手洗い器は水漏れするからと元栓が閉められているし、洗面所の蛇口は温度調節できない上にちゃんと閉まらずずっとちょろちょろ流れっぱなしだし、台所の水栓もガクガクしていて今にも外れそうだし、シャワーの水栓もまともに動かないし、その上排水が流れて行かないし。
まとめて水回りの修理をしてもらうよう何年も前から繰り返し言ってるけれど、腰が重いのは私と同じ。
こんなに不便でも、修理を頼む億劫さの方が勝るのか。
「私がお金が払うし、もういい加減修理呼んだって」と妹に言っておいた。(元々妹のツテで建てた家)
母親には少しでもラクに快適に生活できるようになって欲しい。



母 「おねえちゃん、食器、いらん?」
ひとり暮らしになった今、かつて家族で暮らしていた頃の大量の食器を手放そうとしているのかと思えば、
「○○さんが、夫婦ふたりだけになったから家売ってマンションに越すことにしはって、家にあったもらいものの食器を入れる場所がないし、バザーにでも出してってくれはってん」
えーっ!? 自分ちの食器だけでも持て余してるんじゃないの??
ふたり暮らしの人が持て余してるものを、なんでひとり暮らしになったお母さんが引き取るの。
「バザーに出したらいいかなあ、って」
いくつぐらいあるのかと見てみたら、
f0000211_21431277.jpg
ひとつの押し入れの中全部、引き取った食器!

f0000211_21433258.jpg
お盆だけでもこんなにある。
そう言えば前回も、新品のシルクの肌着を大量に持て余してた人から引き取ってきて私にも振ってきてたっけ。

「いくらタダでも、置いとく場所も取るし、バザーに出すにしても人にあげるにしても手間かかるし、いったん引き取ったら最後はお母さんがなんとかしやんとあかんねんよ。自分のものも持て余してるのに、なんで人のものまで引き受けるの。欲しくて自分で使う分やったらいいけど、そうじゃなかったら断らんとあかんよ」
私も人のこと言えないのに、つい、強い口調になってしまった。
ごめん。


埋め合わせに少しでも引き取れるものがあればと思い、そうだ、会社の冷茶用湯呑が割れて減ってたっけ、あったら1セットか2セットもらっていこう、とひとつひとつ箱の中を確認してみたけれど、久谷焼や信楽焼の湯呑セットはあってもガラス製のはない。
残念。

途中、Rの好きなミュシャの大皿と銘々皿のセットが出てきたので「使わないなあ。でも一応」と写真を添付してRにメールしたら、「いいね。でも使わないならいらない」と返事。
正しい判断。
f0000211_21435576.jpg

結局、支店用に陶器の湯呑を1セットと、セットものばかりあった中で単品で箱に入っていたガラスの大皿を一枚、引き取ってきた。
f0000211_21441566.jpg
間近で見ると一面ブツブツ模様のガラス皿。
貼られていたラベルによるとイタリアのciveというメーカーのものらしい。



f0000211_2144363.jpg
ベッドを借りた母の部屋の腰窓のカーテンの下から、長いレースのカーテンがぞろりと垂れていた。
確か、この家を建てた時に間に合わせで掛けた、前の家のテラスのカーテンだ。
間に合わせだったはずが20数年。
親の家から発掘したものを間に合わせで掛けたまま20年経ってしまった、私んちの書斎のテラス窓のカーテンと同じ時間感覚。
時の経つのは本当に早い。



「お母さんの部屋のブラウン管のテレビ、まだ捨てないの?」
「え? テレビ、まだあった?」
え?
f0000211_2145068.jpg



f0000211_21453246.jpg
台所のテーブルの上と流し台の上はいつも通りの山積み具合だったけれど、流し台の内側が、悲しいほどひどい状態になっていた。
側面は黒カビで真っ黒になって、底面はどろどろのものでぬめぬめ。
ちょうど、手を汚さずに使える「掛けられるシンク洗い」を土産に買って帰っていたので、それとクレンザーで磨き上げ。

「お母さん、この掃除用ブラシここに掛けとくし、毎晩寝る前にこれで一回さっと流し台こすったらいいよ。汚くなったら掃除するのもイヤになるけど、毎日さっとこすってたらずっときれいなままやし、汚いの掃除しなくてもよくなるよ」
「そう? ありがとう」
習慣付くまで一緒にやらないとムリかなあ。
f0000211_21491984.jpg

ついでに台所の床周辺も片付けて、数年前の片付け時に手を付けられなかった、大きな瓶ふた瓶に詰まっていた元梅干しらしきものも処分した。
f0000211_21494583.jpg
遠目に見ると梅干しっぽいけれど、アップで見ると変容している。
(この写真では食べられそうにも見えるけれど、4年前の発見時の写真で見ると、とても口にはできないのがわかってもらえるかと。ここの下から8枚目の写真→「片付けられない親の家の掃除 三回目」

ついでに、油や調味料がガシガシにこびりついていたガスコンロも掃除。
f0000211_21501396.jpg
(左半分は掃除後)




あとやったのは、恒例の、お正月に餅を入れたもろぶた洗い。
すっかり、帰省時に私が洗うものと当てにされている。
f0000211_21503499.jpg
「お母さん、小麦粉はいったん開封したら、常温保存やったら袋の口閉めてても1グラムん中にダニが1万匹とか2万匹とか湧くんやって。こんな開けっ放しでほこり入り放題やったらとんでもないことになってるよ。使ってすぐに粉捨ててきれいなたわしでお風呂場で洗ったら10分もかからへんし、ぱっと洗いや」
「そうね」
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できたらいいけれど、たぶん、返事だけ。


カレンダーが去年私が掛けた5月のままなのも、恒例。
f0000211_21515176.jpg
あれ? 秋にもう一度帰った時にめくらなかったっけ?


f0000211_2152111.jpg
二日目の夜に甥っ子の希望で行った丸亀製麺。




あっという間の3泊4日。
ただいま。
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帰省する夜に駅で夕食のパンと一緒に買ったBURDIGALAのノンアルコールモヒートがとても美味しかったので帰りも買って、家に着いてから、空になったカップにペリエを足して飲んだ。
ふうー。
また飲みたいけれど、期間限定らしくて残念。



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by karino-tohko | 2015-07-25 21:47 | 日記
2015年 07月 24日
始まりの姿をした終わり
決算書が上がってきたー!
ふううー。

数年前から、以前からの代表取締役と並んでRも登記上で代表取締役になっていたけれど、今期から対外的にRが代表者となることになった。
始まりの姿をした終わり。


・・・


この間twitterで
「電子書籍はやっぱりKindleこそ至高。蛍光ペン引っ張った部分を抽出してまとめて印刷できるのがいい。後から要点だけを10分位でさらえる。」
ってツイートが流れてきたので、念のため参考にと思ってRに「いらんけど」という件名(購買牽制)でこのツイートをメールしたら、「もってますけど」って返信がきてびっくり。
いつから??

で、さっき「ほら」って見せびらかしてきた。
f0000211_21362333.jpg
こんな小さいんだ。
そっか、文庫本サイズだっけ。
どうしてもiPadくらいの大きさがありそうなイメージがある。
(いや、今聞いたらいろんなサイズがあるらしい)


・・・


昨晩、眠ろうとした時に流れてきた画像。




「来年こそやろう」をあと30回くらい言ううちに私の人生は終わる。

(やめよう、先延ばし)



ひと息ついたので、帰る前にちょっと更新。(更新できないのが気になってた)

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by karino-tohko | 2015-07-24 22:15 | 日記
2015年 07月 17日
睡眠記録
たまっている日記を書き留めておきたいけれど、なかなか時間が取れないので、ちょっとだけ。
f0000211_21592051.jpg

長期の睡眠不足は後々脳に悪影響が出ると聞いて以来、真剣に睡眠改善しようと思い、以前より眠っている気になっていたんだけれど。


先月、睡眠記録サイトに登録してモニタになれば抽選で謝礼が出るという案内が来たので、ちょうどいいやと登録して記録してみたら…

f0000211_2221429.jpg
水色のが眠った時刻で、黄緑色のが起きた時刻。

え?
一晩を除いて連日分断睡眠で、しかも、ぶつ切りになった睡眠時間を合計しても、日曜日以外は毎日4時間台…!?
以前より悪化してる??

普段からメモ代わりに、眠った時刻や寝落ちて目覚めた時間などをなるべくtwitterでつぶやいて記録しておくようにしていて、そこから計算して、ぶつ切りながらも平均5時間くらいは眠っている気になっていたんだけれど。
計算、間違ってた?


モニタ応募するこの記録中だけでも、少しでもしっかり寝ようとしていたのに、それでこれだなんて。
twitterにつぶやいた睡眠ツイートを一週間余り記録したところで、自動計算で出てくる睡眠時間が4時間台ばかりなのに気が付いて、このままじゃ父親よりも早い歳から認知症が始まるんじゃないかと怖くなり、記録するのをやめてしまった。

いや、そうじゃなくて、ちゃんと寝ないと。



で、当初の目的だったモニタの方は、気が付いたら応募期間がとっくに終わってた。
残念。

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by karino-tohko | 2015-07-17 22:16 | A-spectrumの脳みそ
2015年 07月 14日
通知
f0000211_026144.jpg


そんなことを書いた昨日の今日、思わぬ通知が届いた。

Congratulations!
The editing team here have been through your submissions and think you might be very promising as a future iStocker!
We would like to offer you an invitation to share your talents and apply to become an iStockphoto contributor.

「え? え? ええーっ!?」


発信元は、getty images。
会社のカタログやパンフレットを作るときによく写真データを購入しているサイト。
英語はよくわからないけれど、”Congratulations!” と、このあとに埋め込まれた写真と、それらに振られたコードナンバーや登録に関するあれこれが書かれているのを見ると、「コントリビューター/コンテンツクリエイター」ってのに応募した写真のうちの3枚が審査を通ったらしい。

「コントリビューター/コンテンツクリエイター 応募サイト|gettyimages iStock」
「想像してみてください・・・・・・ 
ご自身の写真・動画が世界の広告ビジュアルに使用されることを!」

いや、想像できない!


先月、Rに「こんなのがあるよ。自分が撮った写真がgettyのページに載るんだよ。応募してみたら?」と言われ、
「ふーん、今度ゆっくり見てみる」
「そんなこと言ってたらいつまでもしないでしょ。今ぱっと送ったらいいよ」と急かされて覗いた応募ページ。
そこにあったのは、プロのカメラマンが撮ったような写真ばかり。
「絞り」も「シャッタースピード」もわからないままオートで撮ってる見るからにシロートくさい私の写真じゃレベルが違い過ぎて話になりそうになかったおかげで、あれこれ迷わずその場で簡単にざっと15枚選んで送ったんだった。

「かえってこのシロートっぽいのがプロには新鮮で目に留まったりして…」なんて思ったけれど、まさか本当に通るとは!
私の写真がこういったページ ↓ でライセンス販売されることになるとは!
http://www.gettyimages.co.jp/search/2/image?phrase=cutlery&family=creative

いや、ここに登録されたとしても、こんな何千万点もある中で、誰かが求めている被写体やイメージに一致して購入してもらえる可能性なんてまずないだろうけれど。


いや、その前に、難関が。
応募サイトには日本語のページがあったのに、審査後の手続き案内はなぜ英語だけなのー!
本人確認がどうとか高画質の画像の適用がこうとか、なんとなくわかるようでよくわからない。
登録する前に力尽きそう。
もっとがんばって、Google翻訳!



上の写真は、さっき見た空。
地面も建物も溶けだしそうなこの暑さの中、手持ちの飲み物が尽きたので何か買ってこようと事務所を出たら、こんな空だった。
不思議な色をしていたけれど、5年前のスマートフォンで電線の隙間から撮るにはこれが限界。


事務所の外に出した室温計が、夕方4時をまわっても45度を振り切っていた。
命、注意。

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by karino-tohko | 2015-07-14 20:25 | 日記
2015年 07月 13日
始めるのに遅過ぎることはないって?
土曜日の夜、数年ぶりに帰国した友人らと会って話していたら、長らく定職に就いてなかった別の友人が思わぬ業界でデビューしたと聞いてびっくり。
日本を離れていたのにどこからそんな情報が、と思ったら、帰ってきてたまたま見た雑誌に載っていたらしい。


その友人は私より年上の男性で、ずっと部屋にこもっているらしくたまに顔を合わせるたびになんだか不健康そうになっていってるようで、大丈夫だろうか、この先どうするんだろう、と気になっていたんだけれど、しばらく見ないうちにそんなことに挑戦していたとは。
驚きつつ、今どんなふうなのかと手元のスマートフォンで検索してみたら、wikipediaが出てきて不思議な感覚。
画像検索で出てくる顔は、なんだか知らない人のよう。


他の人が編集したプロフィールでなく本人の生のことばを見たいと思い、twitterもやってるかも、と検索して、普段と違うアプリでその人のアカウントを開いたら…開いたちょうどそこに、ちょうど開くのに画面タップしたそこに、フォローボタン。
え? と思った時にはすでにフォロー完了していたので慌ててフォロー解除して、もし通知が行って見に来られたらアイコンの写真とブログで私だとバレてしまうかと、急いでプロフィールを消して鍵をかけた。
でも、通知にその時点のアイコンも載るんだっけ。まあいいや。


人生の終わりに向かって収束させることばかり考えていた自分を反省。
活躍、祈ります。


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by karino-tohko | 2015-07-13 23:00 | 日記
2015年 07月 10日
来年の楽しみ
f0000211_2133660.jpg
一本だけ、スクッ。



小雨降る朝、洗面所のルーバー窓の隙間に、ヤブカンゾウが一輪挿しのように覗いてた。
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ヤブカンゾウはこの派手な色姿がちょっと苦手で、勝手に生えてきてどんどん増えるので持て余していたんだけれど、新芽が食用になると知って、見る目が変わった。
食べられるものは歓迎。
来年、出始めの頃にたっぷりいただこう。


ヤブカンゾウの調理法

「ヤブカンゾウ|食べる山野草木」


似た花に「ノカンゾウ」や「ヘメロカリス」があるので、間違えないように気を付けなきゃ、と思っていたけれど、一重咲きでヤブカンゾウより漏斗の筒状部が長い「ノカンゾウ」も食べられるし、「ヘメロカリス」はヤブカンゾウやノカンゾウを元に園芸用に品種改良されたものなので、これも食べられるとのこと。
(ただし、猫にはユリやヘメロカリスは猛毒らしいので、生でも調理しても与えないように注意)
f0000211_2144659.jpg
ヘメロカリス。
「ヘメロカリスとは|ヤサシイエンゲイ」より借用)


追記。
「来年、これ食べるよ」とRに言ったら「やめてー!」と言われた…。


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by karino-tohko | 2015-07-10 21:12 | 日記
2015年 07月 09日
父の認知症進行覚え書きと、軽度認知障害を早期発見する血液検査
黄斑円孔のことで気になることがあって過去の日記を読み返していたら、すっかり忘れていたRのことばが書き留めてあった。

夜、リビングでうとうとしかけたところでRに右目に手を当ててもらっていると、眠りに落ちかけた耳に、
「おまえがガンになっても認知症になっても目に孔が開いても、何があっても大丈夫なように、お金を作るからね」
と、Rの声。
ああ、これまで「お金なんて、生活する分あればいいんだよ。多くは要らない」と言っていたRがお金を増やそうとしたのは、私の両親の話から、私が抱える二大リスク(ガンと認知症)を気にかけてのことだったのかも。
ごめんね。

「黄斑円孔 その2 進行」より。
ああ…。


年に一度帰省するかしないかだった私が最初に父の言動に違和感を持ったのは、2006年夏。父、69歳の時。
2007年の初めに、母と妹からどうやら父にアルツハイマーが始まっているようだと聞かされ、2008年の6月に父は仕事を退職。
記録を見ると、この頃私が最後に父に会ったのは2008年の5月で、その次は、母のガン手術に際して帰省した2011年3月まで約三年間空いている。
2008年に会ったときにはまだ会社に勤めていて運転もしていた父は、次に三年後に会ったときには、もう、自分の家もわからなくなっていた。

2010年に認知症と診断されて要介護度1の認定を受け、2011年には介護度2。
二度目の徘徊で保護された2012年11月に、排せつや入浴、着替え等に全介助が必要な要介護3と認定されたとのこと。
今の介護度は母に確認していないけれど、介護なしでは生活できず、「自分の名前」を忘れることが多い状態なので、要介護4か。
現在78歳。


要介護度とアルツハイマーのステージは別で、アルツハイマー型認知症の機能評価ステージ FAST(Functional Assesment staging of Alzheimer's disease)では、今の父は重度痴呆、高度のアルツハイマーに当たるステージ7らしい。

・FAST概要→FAST:Functional Assesment staging of Alzheimer's disease(三島改)
・FAST詳細→Functional Assessment Staging(FAST) (日本臨床61巻 増刊号9(2003)より)PDFです
・FAST 各期間の目安あり→アルツハイマー病における進行別対応、終末期対応 (筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学/飯島飾教授:最近医学 Vol.66・9月増刊号 2071-2183 2011より)PDFです

ステージ7-a:最大限約6語に限定された言語機能の低下
語彙と言語能力の貧困化はAlzheimer型認知症の特徴であるが、発語量の減少と話し言葉のとぎれがしばしば認められる。更に進行すると完全な文章を話す能力は次第に失われる。失禁がみられるようになると、話し言葉は幾つかの単語あるいは短い文節に限られ、語彙は2、3の単語のみに限られてしまう。

ステージ7-b:理解し得る語彙はただ1つの単語となる
最後に残される単語には個人差があり、ある患者では”はい”という言葉が肯定と否定の両方の意志を示すときもあり、逆に”いいえ”という返事が両方の意味をもつこともある。病期が進行するに従ってこのようなただ1つの言葉も失われてしまう。一見、言葉が完全に失われてしまったと思われてから数ヵ月後に突然最後に残されていた単語を一時的に発語することがあるが、理解し得る話し言葉が失われた後は叫び声や意味不明のぶつぶつ言う声のみとなる。



ステージ7-e:笑う能力の喪失
この時期では刺激に対して眼球をゆっくり動かすことは可能である。多くの患者では把握反射は嚥下運動とともに保たれる。

ステージ7-f:昏迷および昏睡
Alzheimer型認知症の末期ともいえるこの時期は本疾患に付随する代謝機能の低下と関連する。

「日本臨床61巻 増刊号9(2003)」 より。PDF)


各期間の目安が書かれた「アルツハイマー病における進行別対応、終末期対応」(PDF)とこれまでの進行ペースから見て、父は持ってあと数年かと覚悟していたけれど、今月初めから、誤飲によるらしい肺炎を起こして入院しているとのこと。
よく引用を見かける『認知症の方の在宅医療』(苛原実・編著 南山堂発行 2010)によると、
「歩行障害が出現し、最期の半年~2年は寝たきりで過ごす。」
「最終的には嚥下反射が極度に低下あるいは消失し、末期となる。この段階で何もしなければ1~2週間、末梢輸液だけ行うと2~3カ月、胃瘻などの経管栄養を行っても半年~1年で死に至る。」
とのことで、思っていたより、その時は早く来るかも知れない。



60代で認知症が始まった父と体質が似ていることを思うと、大病や事故に遭わなくても、自分に残された時間はそんなにないような気がする。

そんな心配をしていたら、5月の初めにこんなニュースが流れてきた。
「血液検査で分かる認知症リスク 約100施設が実施」 日本経済新聞

検査の詳細や実施機関については、6月末に発表があった。
「MCBI ~軽度認知障害(MCI)を早期発見する血液検査~」
「MCIスクリーニング検査」は、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の兆候を早期に発見できる血液検査です。
アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドの蓄積を間接的に評価することで、軽度認知障害(MCI)のリスクを調べます。
また、アルツハイマー病の発症に関連する遺伝子を調べる「APOE遺伝子検査」も行っております。
「MCIスクリーニング検査」と「APOE遺伝子検査」は1回の採血で同時に検査することができます。

ページ下にある「検査実施医療機関」を見ると、この近くにも検査が受けられる病院がある。
もう少し家の中を片付けたら検査してもらおう。
5年後位に。
(父のこともあるしリスク高いとは思っているけれど、実際に診断されたらこの先を悲観して何もできなくなりそうなので)



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by karino-tohko | 2015-07-09 21:10 | 日記
2015年 07月 08日
「『私』を失う病」
ゴールデンウィークの帰省時に、病院から特別養護老人ホームに移った父親に面会してきた。
初めて訪れたその施設は、思っていたよりもずっと小さく、山深くにひっそり忘れられた幼稚園のようで、曇り空の下、車を降りてその前に立っただけで胸を締め付けられるようだった。

山を削って造成された見上げるような坂の住宅地を抜けて山に入り、ひと気ない山道を奥へ奥へと進んで、ここに置き去りにされたらもう戻れないであろう気がしてきて、まさに姥捨て山のようだと胸が痛んだところに現れた小さな建物。
鬱蒼としたひと気ない場所で不思議な明るい色に塗られた壁をしていて、しんとした小さな園庭にそこにはいない幼児向きの遊具が並んでいて、かえって、ここは打ち捨てられた場所だと告げているようだった。


面会の手続きを済ませ、職員の方に連れられて天井の低い廊下を進むと、足元の覚束なそうなお年寄りが手すりにつかまったり椅子に腰かけたりしている廊下があって、そこに父のいる部屋があった。
部屋は、天候のせいか外の木々のせいかやや薄暗く、パイプベッドと小さなロッカーが4つ入った小さな4人部屋で、病院の相部屋そのもの。

「起こしてきますね」
視線の先には、半分カーテンを引いたベッドで背中を丸めて横向けに小さく丸まっているお年寄りがいる。
大きさも形も父の姿をしておらず、もう死が近い老人のように見えるけれど、あれが父なのか。
「あ、眠っているなら…」「いえ、もうすぐ夕食だしそろそろ起きておいてもらった方がいいので」と、男性の職員が中に入って行って眠る父に声をかけて抱え起こし、車椅子に移して廊下まで連れてきてくれた。

一年ぶりに会う父は、いっそう知らない人のようになっていて緊張したけれど、薬の加減か、去年会ったときよりは穏やかな人間らしい表情を見せることが多かった。
春先に狂暴になったので薬を変えたところ、表情がなくなり足の力もなくなって立つことができなくなったので、少し前に薬を半分に減らしたとのことで、この時も立つことはできないようだったけれど、目が合うと時折笑っていた。
母親によると「この間より目つきも普通になった」とのこと。

自分の名前が言える日と言えない日があるとのことで、この日は母の「自分の名前、言える?」に反応がなく、「わからない?」と言うと黙って頷いていた。


数年前、認知症が急に進んで物事が理解できなくなり始めた頃、自分の頭がおかしくなってきたことに絶望と不安を感じていた様子だった父親。
今の父には、家族の記憶も、大切にしていたものの記憶も、自分の人生の記憶も、何もない。
自分が誰なのかわからなくなるのはどれほど不安だったろう。
「自分で自分の名前がわからなくなる」今の自分の状態を、父は不安に思っているだろうか。
それとも、もうその不安もなくなっただろうか。
ぼんやり宙を見るような目で何を思っているんだろう。


この日一時間ほどいた間に父が発した言葉は三つ。
父「おおやけ」
私「おおやけ?」
父、頷きながら「おおやけです」。
何だろうと考えていると、続けて
「つきどい、つぎどい」
「つぎぞい?」(和歌山出の父は「ぞ」を「ど」と発音する)
頷く父。
その時はアクセントが違ってわからなかったけど、今字面で見ると「付き添い」か?

そのあとずっと黙ってテレビを眺めて、帰る少し前に「そとで○×※△□…」
聞き取れず「外?」と聞き返すと頷く。
「外に出たいの?」
頷く。
「もうすぐご飯の時間やし、また今度にしよか」



山奥に父を置き去りにするような後ろめたさと、世間から隔絶されたような場所で父を四六時中見守って下さっている職員の方々への感謝と申し訳なさの入り混じった思いから、深々と頭を下げて施設を後にした。


来た山道を戻り最後の坂を登り切ると、突然視界が開け、眼下に新興住宅地が広がった。
そこから見下ろす坂道は、怖ろしく急勾配で長く、夢で見る光景のように非現実的で、まさに下界に下りる道のようで、ああ、日常へ戻るんだ、と、まるで甦生するかのような感覚になって、あの場所が死の側にあるのを強く感じ、父に忘れられた母はいつもひとりでこの道をどんな思いで通っているのだろうと不安になった。



(日本精神神経学会学術総会の実況ツイートより。松沢病院 齋藤正彦先生のことば?)




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by karino-tohko | 2015-07-08 18:53 | 日記
2015年 07月 03日
母への土産は「掛けられるシンク洗い」
流し台を磨いてぴかぴかにすること自体は好きだけれど、磨くときに掃除用の汚れたスポンジに触るのがイヤで (はい、汚れきってから掃除するせいです)、そのせいで掃除回数が減って、ますます汚れをためてしまい、またすぐに掃除用スポンジが汚くなって…の悪循環だったのが、これで断ち切れた。

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ホームセンターの通路のワゴンセールにあったのが目に留まった、「まめいた」というメーカーの水だけで洗える 「掛けられるシンク洗い」KB-760 (楽天にリンク)。

「持ち手が付いているのでスポンジ部分に直接触らずに済むし、掛けられるので水切りもよさそう。でも、使い勝手はどうだろう。
余計なものは増やしたくないし、一度買ったらイマイチでもすぐには捨てづらいし…」
…と結構迷ってから、思い切って買ってきたもの。

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使ってみたら、すぐに気に入った。
ぱっと掛けられるし、手に取りやすい。
スポンジ面が小さくて磨きづらいかと思ったけれどそんなことはなくて、小さくて丸いので、カーブになった角も磨きやすい。
何よりも、手が汚れないので、汚れが気になったときにさっと使える。


f0000211_050899.jpg
蛇口にも掛けられるけれど、

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普段の置き場所は、シンクの隅のここ。

ハンドルの先の裏に小さな凸があって、それがちょうど、シンクのトレーの穴に引っかかって留まる。
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汚れてきたら、スポンジ部分だけ取り替え可能。
ドーム型のフタをパカっと外してスリットの真ん中に刺さっているピンを押し出すとスポンジが外れるので、そこに新しいスポンジのピンを差し込むだけ。
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専用のスペアスポンジだけでなく、同じ「まめいた」の別シリーズの「シンクの汚れとってたわし」のスペアもセットできた。
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こっちの方がちょっと厚みがあるよう。
f0000211_0514918.jpg


これなら、あの母親でも流し台の掃除ができるようになるかと、ゴールデンウィークの帰省時にひとつ買って帰った。
母に合えばいいんだけれど。


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取り替えスペア1個入り。(ホームセンターにはスペア2個入りもあった)
 ↓


同じ「まめいた」の「シンクの汚れとってたわし スペア」。
本体の形は違うけれど(こっちの本体は掛ける形になってない)ブラシ部分は替えが利いた。
 ↓


同じ形でオレンジ色のは「鍋・フライパン洗い」とのこと。
付け替えは利きそうだけどブラシの硬さや目の粗さが違うのかも。
 ↓

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by karino-tohko | 2015-07-03 01:01 | 日記