昨夜寝たのは午前4時半。
仕事に出るRに7時半頃に起こされた。
「早く起きて、ちゃんと行きなさいね」
「行っても何をどうしたらいいかわからないし、もういい」
「だめ。とりあえず行けばいいから」
大きな用事で大阪まで行かなきゃいけないけれど、何からどうすればいいのか頭がまとまらない。
とりあえず起きて洗濯したものの次に進まず、こんなに眠いとたとえ行けても考えがまとまらずに何か大きなポカをしてしまいそうだと思い、二度寝しようとしたところで、別件のメール。
返事を打っているうちに目が覚めてきたので、電車の中で眠ればいいかと、立ち上がって朝食。
昨夜Rの母親にもらったケンタッキーフライドチキンと、成り行きで事務所の人にもらったいなり寿司と巻き寿司のパック。
朝から770kcalのハイカロリー。
しっかり食べて自分に喝を入れて、乗り換え案内で電車の時刻と乗り継ぎを確認して、先に電話で訊いておくべきことをメモに書き出して何度も確認してから、電話。
電話先は、一昨日の夜にRにさんざん後押しされて電話したところで、その日は電話するまでに丸一日がかり。
「どうしてそれくらいの電話ができないの」
「じゃあ代わりに電話してよ」
「だめ。自分で電話しなさい」
「私はしなくても今ので充分だし、もういい」
「だめでしょ。早くしなさい」
「決算前のこんな時に、時間もないのにこれ以上ややこしいことは始めたくない。次の時でいいから」
「ややこしくないから。とりあえず電話すれば、話は進むから」
「何をどう訊けばいいの」
「自分が訊きたいことを訊けばいいから」
「明日にする」
「今しておきなさい」
そんなこんなで、向こうの電話がつながるぎりぎりの時間まで引き延ばしてやっと覚悟を決めて電話したら、「はい、○○です」と、すごく話しやすい声。
一気に肩の力が抜けた。
「あの、××の件でお電話させてもらったんですけれど」
「それはどうもありがとうございます」
この人ならスムーズに話せそうだと思ったものの、向こうは出先の携帯に転送されているらしく、雑音が多く移動中のようで、こちらが落ち着かない。
一番訊きたかったことだけ確認して、またかけ直すことにしていた。
で、今日。
準備万端で電話した結果、今日は行っても目的が果たせないことがわかった。
ああ、こんなぎりぎりじゃ別のは無理だろうしまた次の機会でいいか、と思っていたら、
「でしたらこちらで探してみて、今月中にご用意できるものが見つかり次第メールさせて頂きましょうか」
手配をお願いすることになった。
「あと、こちらのこれとこれを…」
「はい、できますので大丈夫です」
もう頭が飽和状態で、それ以上は先の段取りがわからない。
もし見つかったら確認に行って、それでよければあちらが話を進めてくれるだろう。
サイトと電話の感じでは信頼できそうな様子だし、確認に行った時に大丈夫だと思ったら、もう全部任せてしまいたい。
「では、お願いします」と受話器を置いて、電話で体力を使い果たしてぐったり。
少し寝てから、この間届いて二階に上げた荷物を設置しよう。