うろうろしていて気になるものを発見。
落書きなど古本の「痕跡」から持ち主を想像 「痕跡本フェア」
「落書きなど持ち主の「痕跡」のある本を古本店で探し、「痕跡」から想像した主催者の古沢さんの解析文とともに紹介する」 というもので、名古屋のギャラリーで3月23日まで開催とのこと。
(詳細は上記リンク先をどうぞ)
十代の頃は、図書館の本や古本に書き込みを見付けると、微かに心震えたものだった。
薄暗くひと気のない図書室で開いた本にあった書き込みに、見付けられることを長く待っていた密かなしるしを見つけた気がしたり、その書き込みに何かを感じて、先の借主の図書カードにある本の履歴を追ったり。
今日は午後ずっとネットの中で、知らない人の痕跡を追っていた。
やってることは十代の頃とおんなじ。
アナログ時代とおんなじ。
でも、図書室の本と違って、ネット上には無数の足あとや痕跡が堆積していて、目的にたどり着くまでにいろんなことを見失ったり、お腹いっぱいで動けなくなったり。