日曜日、朝いつも通りの時間から会社に行って、夜、以前ブラジル人のSiさんからポルトガル語を教わっていたメンバーで同窓会。
集まりは5時からだったけれど、私が事務所を出られたのは7時頃。
今回はSiさんちではなく、メンバーのTsさんちで。
納品先から直接家に帰っていたRを拾って、10数年ぶりにTsさんちへ。
10数年前と変わらず、モデムルームのようにスッキリした部屋。
こんなに広々とした部屋の中にこんなふうに家具以外何もなかったら、ガランとし過ぎて落ち着かないんじゃないだろうかと思っていたら、ビッグクッションの上に寝そべっていたRが
「気持ちいいなあ、部屋の中で足を伸ばせるのって。」
そっか。
最初の予定では、朝会社に車を取りにだけ行ってすぐに帰ってきて、夕方ちょっとこぎれいな服に着替えておめかしして行くつもりだったけれど、遅くなったので着替えずにジャージのままで行ったら、
「カリノさんがジャージを!」
「ジャージ姿、初めて見た!」
ジャージ・デビューしてまだ日が浅いとはいえ、そんなに驚かれるとは。
On「そのパーカー、見たことある気がする」
ええ、去年Onさんが着ないからってくれたカルバン・クラインです。
懐かしい顔に会って、取っておいてくれたたくさんの料理を食べて、美味しいお抹茶を立ててもらって、いろんな話をして。
ひとり、ポルトガル語教室には来ていなかった人で、見たことはある気がするけれど誰なのか思い出せない人がいて、「覚えてる? Kaさん。前KIにいた人で、ちょっとOVにも来たことがあって、私の同級生って言ってた人」 と紹介されたけれど、そう言う人がいたようないないような。
あちらはこっちを覚えているようだけれど、よく思い出せないまま話していて、そのまま解散。
家に帰ってお風呂に入っている時に、ふと、「あっ、あのKaさん!?」と思い出した。
短めの髪で素っぴんで、元気でハキハキした表情豊かなKaさん。
今のきれいでおしゃれなお姉さんのイメージがじゃまして、記憶の中の全然違うあたりを探っていた。
あー、Kaさんだったのか、そうだったのかー、と、ちょっとしみじみ。
知っている人物と結び付いた途端に、頭の中のさっきまで見ていた人の像が、ちょっと違って見えてくる。
不思議。
それにしても、もう少し早く思い出したかったなあ。
(写真はTsさんちにあったTsさん作のシルクフラワー。携帯電話じゃなくカメラで撮ったので後から挿入。)