昨日の日曜日は、午後からRの父親の十三回忌の法事。
それまでは家でいられるかと思ったけれど、普段とほぼ同じ時刻から呼び出し。
朝から作業して、いったん作業を抜けてお寺へ。
天井の高い50畳の仏間に続く50畳の座敷に、5人。
葬儀は何百人もの弔問のあるたいそうなもので、幾日幾晩も続くお膳の準備に朝から晩までかかりきりだった記憶があるけれど、法事は家族だけで内々にというのが家族の希望らしい。
障子を開け放した清潔で静かな畳に正座していると、本当に気持ちが落ち着いてくる。
11月だけれどいい陽気。
お寺は少し高台にあって、目を閉じていると、正面からは低く穏やかなお経の声が響き、戸を開け放した後ろからは、木々のざわめきや自転車の音に混じって、少し先の国道を行きかう車の音や遠くの電車の音が、物遠く懐かしいふうに聞こえてくる。
毎日、こんな音空間の中で過ごしたい。
その後は、また倉庫作業。
一日終わり。