肌布団カバーを干しに庭に出た時に、いつも採れたての野菜をくれる裏の家の人が声をかけてきた。
私よりひとまわりほど年上の人で、たまに少し話をするだけだけれど、なんとなく、家の様子や生活時間のズレ具合や話のポイントに私と似たところがあって、気を使わずに話しやすい人。
私の庭の秋明菊 (葉がきれいな形だったので親の庭から分けてもらったもの。こんな和風の花が咲いてこんなに増えるものだとは思わなかった) の株を分けて後で持っていくことになったので、ついでに、少し庭仕事。
生協のチラシで見て色に惹かれてつい注文してしまったものの、届いたままずっと放ってあった花の球根があったので、冬になる前にその植え付け。
球根を植える場所を探していたら、鬼のように増殖してひしめきあっているチューリップの球根があったので、少し掘り起こして秋明菊と一緒に持って行って、来客中のようだったので玄関先に置いてきた。
写真は、秋明菊を持って行く時に路地で見つけたレトロなタイルと飴色の小石と、後でお礼に持って来てくれたきれいな色のかるかん饅頭。