昼過ぎに車で銀行へ。
車内温度は相変わらず50度以上あったけれど、それほど暑くなかったので窓を開けて走っていたら、エアコンがよく効いた涼しい事務所に戻った途端に気分が悪くなってきた。
50度の車の中ではあまり暑さを感じなかったのに、なぜか涼しい事務所の中で暑くて暑くてたまらず、動けないほどだるい。
特に熱がこもっているように感じる首筋や上腕をばしゃばしゃと水で冷やして、濡れたままエアコンの冷風に当たってみると、肌がキンキンに冷やされて気持ちいい。
ああ、やっぱり熱射病だったのかも。
気を付けなきゃ。
水を飲んでしばらく机に突っ伏して休んだ後、吐き気があるようだと気が付いて、前の席の人に 「なんか、吐き気があるみたい」 と言い残してトイレへ。
給湯室で水をがぶがぶ飲んでからトイレでザバザバ吐いてみると、どうやら消化不良を起こしていた様子。
スッキリして口を漱いで手を洗って席に戻ると、
「えっ、吐いてきたんですか? こんな短時間でそんなに簡単に吐けるんですか??」
とずいぶん驚かれて、
これこれこうやって…と簡単に説明したら、相手の
「ふーん、そういうものなんですか…」
という口調が、なんだか訝しがっているように聞こえた。
トイレまでの往復時間を含めて、所要時間、約2分。
拒食症だったわけでもメンヘルだったわけでも万年二日酔いだったわけでもないけれど、20代の頃吐き慣れていたので、今でもいつでも簡単に吐ける。
そっか、普通はそんなに簡単には吐けないものなのか。
なんだかよからぬ想像をされそうだし気を付けよう。