長くなったので分割。
バロックの後は、その反動か、シンプルな形で好きな中間色の服を探すようになった。
シンプルな膝丈タイトスカートと、すっきりした七部袖のカットソー。
でも、なかなか好きな色のものが置いていない。
雑貨には印象的な中間色のものがあるのに、洋服で中間色と言えば、地味で暗い色がほとんど。
そんなある時、目に入ったのが、シビラのショップ。
「私の好きな色があふれている!」
(日本に入ってきたばかりだったらしい。今のシビラはその頃とは色合いもデザインも変わっているよう。)
ヤフオクなどなかった頃で、シビラの服は高くて手が出なかった (と言うより、服にそれだけのお金をかける気はなかった) ので、他では見つからない好きな色のカットソーをセールで1枚買っただけだったけれど、シビラの影響か、その後、きれいな中間色の服が市場に増えた気がする。
写真は前にも載せたものだけれど、その頃のシビラによくあった色合いのものが写っているので、再掲。
(この写真の中で実際にシビラのものはクッションだけだけれど。)
くすんだ赤紫、レンガ色、柿色、からし色、アイボリー、深青緑、青磁色、ピスタチオ・グリーン、等々。
この写真の中に
オールド・ライラック色が入ってないのが残念。
こういった色は組み合わせで印象がずいぶん変わるので、いつも同じ形の服でもごまかせる(気がする)し、どの色の取り合わせもきれいなので、この色相でタイトスカートとカットソーとカーディガンを揃えておけば、朝、服を決めるのが簡単。
おかげでタンスの中には、同じ形のスカートと同じカットソーの色違いと同じカーディガンの色違いばかり。