口直しに、PC内にあったリビングの棚の写真を。
好きな物はいつも見えるようにしておきたいし、第一、見えなくなると忘れ去ってしまうので、収納棚はガラス扉のものばかり。
白緑にペイントされたドクターキャビネット(ケビント)は、家を建てた頃、他用で行ったデパートの催事場のエスカレータを登ったところで目の前に現れたもの。
一目惚れ。
ちょうど食器棚がなくて買わなきゃと思っていたところだったし、色も形も手塗りの質感も部屋にピッタリ。
でも値段が…。
閉店ギリギリまで2時間、迷いに迷って購入。
迷ったけれど、高かったけれど(当社比)、買ってよかった。
その後これ以上に気に入った棚には会っていないので、あの時これを買わなかったら、きっと今も食器棚がないまま、リビングがいっそうぐちゃぐちゃだったはず。
その催事場では骨董市が開かれていて、このキャビネットは京都の
ブルー・パロットというお店がアンティークをリペアして出していたものだった。
後で何人かの友達から、その店はアンティークにしてはリーズナブルな店だと聞いたので、私にしては高価すぎて値段も書けない買い物だったけれど、相場からするとお買い得だったのかも。
その店は国立近代美術館の近くなので、その後何度か美術館に行ったついでにその店とそのすぐそばの姉妹店をのぞいて、親の家から持ってきていた昭和初期のガラス鉢(大量生産品だけどレトロでお気に入り)と同じ物を見つけて買い足した。(200円!)
白くペイントされたガラスキャビネットは、3年前にヤフオクで買ったもの。
これもアンティークショップの出品で、薬局の陳列棚として使われていた古いもの。
以前、古い小さな文房具店で同じような古い白いキャビネットに一目惚れして、何度か「要らなくなったらぜひ売って下さい」と言ってたんだけど、いつの間にかそのお店が廃業してお店の人も引っ越していて、どうやら棚は他の什器と一緒に廃棄処分されたようで、ガッカリ。
そこへちょうど同じようなのが出品されていたので、即入札。
10,000円超えたらあきらめよう、と思っていたけれど、結局ずるずる入札してしまい、30,500円で落札。
でもこれも買ってよかった。
お気に入り。