去年からずっとこの日が来るのを怖れていた、某調査。
先月調査の連絡が入った時から、不安と緊張が続いていた。
軽く10kgはありそうな大量の書類や資料を持って会場へ。
去年の夏のトラブル以降、調査で引っかかる状況になってしまっているのはわかっていたけれど、いくら求人かけても補充できないんだし、こちらもできるだけの手は打っているんだし、これ以上どうしようもない。
それでなくても人手不足なのに、無理強いすれば、補充どころか、今いるパートさんまでが辞めてしまうのは目に見えている。
状況を説明して粘ったけれど、調査官は「会社の内情がどうであれ、決まりですから。」の一点張り。
そのせいで会社がどうにかなってしまったら、本末転倒というか、角をためて牛を殺すというか、そっちにとっても何のメリットもないとないと思うんだけど。
非情な決定が下されて結果が書類に記入されているところで、なおも必死で食い下がって、最後の最後に、2ヶ月余りの猶予を付けてもらった。
とりあえずは命拾い。
想定していた最悪の事態(遡っての対応を迫られ、決算前の期に数十万円の経費が発生し、パートが総辞職)はまぬがれた。
全体力・全気力使い果たして、ぐったり疲れて熱っぽくなってきた。
体のあちこちががピリピリ痛む。
猶予期間の間になんとかしなければ。
それにしても、判断基準が数字ではっきり配布物に表されている事柄に関して、それにも関わらず調査官によって判断方法がバラバラだというのは、なんとかならないのか。
今回問題になった点以外に、明らかにセーフラインだと判断していた部分で引っかかりかけて、そんなバカな、状態。
「前回の調査で判断基準を明確に一本化するよう言われ、その際にこちらとこちらの数字を示してもらいましたので」と押したけれど、「しかし、○○の場合は総合で判断するので、ここはこの方法で計算するとこうなりますので」。
「でも、この数字とこの数字を基準に、と言われたんですが。」
「ですから、○○の場合は総合で判断するので、こうなります。」
一瞬、そうなのか、と惑わされかけたけれど、考えてみればやっぱり明らかにヘン。
○○=△△なんだし、ここにはっきり△△はこのふたつの基準で、と印刷されていて、前回の調査官に具体的にはっきりその数字を示してもらってるんだから。
でも妙にプライド高そうな調査官だし、おかしな点を指摘すると神経を逆撫でしてしまって逆効果っぽい。
たまたま前回の調査官が今回の人より格が上らしいので(と今回の調査官が前半に言っていた。「前回のように外部の上の調査官が来れば、これでは収まりませんからね」と。)、「あれ? でも△△は○○ですよね。この表は△△の表だしやっぱりこのふたつが基準になっているし、前回の調査官が△△はこれとこれを基準にと言ってたんですが… あれ、この表はそういうことじゃないのかな…」とトボケて、「うーん、やっぱりこれ、△△の表みたいだし… てっきりそういう意味だと思ってしまって…」と下手に出ていたら、「まあ、本当は総合で判断するんですけどねえ、そういうことならまあこの点はいいとしましょうか」。
あぶないあぶない。
この調査官が担当した企業の中には、総合で判断して該当するとされてしまってる被害者(?)がいる可能性高し。
本当のところどうなのか、□□□□庁に問い合わせたい。