投稿しそびれてる過去記事を探していたら、少し前に何かのドキュメンタリーで朗読されていた一文を書き留めたものが出てきた。
(朗読だったので文中の各表記は原文とは違うかも)
「干されているもの(下着)を見ると手縫いのものはないようである。
いつの間にかわれわれが身につける下着はすべて購入品にかわってしまった。
昭和30年頃までは干されているものを見ると手縫いのものが多かった。
ミシンで縫ってあっても、自製のものが少なくなかった。
ということは、下着に一定の型がなかった。
と同時に、ツギの当たっているものが少なくなかった。
ツギの当たったものを着なくなったのは昭和35年頃が境であった。」
(宮本常一著 「一枚の写真から」より)
この間、まとまりのないこれ→
「着ていた!」 を書いてたときにぼんやり思い出しかけていたのがこれだった。
いつか読みたい。いや、いつか読めたら。
(自分の読み書き能力が急速に失われてきているようで不安)
■追記!
今、「少し前に何かのドキュメンタリーで…って書いたけど、年末くらいだっけ?」と日付を見てみたら、一年以上前だった!
自分のあたまが不安!
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ここに収録されているらしい。
↓
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