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2014年 05月 12日
お父さんでなくなっていく
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連休に帰省して、入院している父親に会って来た。
最後に会ってから丸二年。
表情のなくなった父親を見るのが怖かったし、私のことがわからなくなっているのを確かめるのも怖しくて、入院してからは一度も会いに行っていなかった。


最寄り駅まで電車で行き、母にそこまで車で迎えに来てもらって、病院へ。
気持ちのいい晴天なのが救い。
休日のため照明の点いていない広いロビーに入り、長い廊下を通って病棟に向かい、受付を通って、狭い面会室に通された。
病室じゃなくここで面会するのか、とぼんやり不思議に思っていたら、ドアが開いて、看護士に支えられた父が入って来た。

チョ、チョ、チョ、とごく小股で進む父はかつての父の姿をしておらず、面影もなく、見知らぬ老人のようになっていて、覚悟はしていたもののショックだった。
ほんの数年前まで、まだ自分で車も運転して会社にも通っていたのに。
人より若く見える父は、その頃にはまだ「おじさん」でも通るくらいだったのに。

「お父さん、久しぶり。私、誰かわかる?」と、努めて明るく声をかけたけれど、黙ってこちらを見る父の目は、もう、私の知っている父の目ではない。
それでも、しばらく一緒にいて話しかけているうちに一瞬父の顔に戻ることが何度かあって、少し安堵した。

母のことも私のこともわからないけれど、自分の名前だけはわかっている。
自分の名前だけでもわかってくれていることにも、安堵する。
たとえ自分が何者だったかの記憶がなくても、楔のように名前だけでも残っていることに、気持ちが縋る。


「お父さん、私、誰かわからん?」
「おばけ」
「おばけちゃうよー」
笑った顔が昔の顔だ。

もしかしたら会うのはもう最後になるかも知れないと思って持って来たカメラを構えて父を撮っていたら、カメラに手を伸ばしてつかもうとしてきた。
「お父さんも、昔よく写真撮ってたよね。いいカメラ持ってたよね」
と、小さな子に触らせる時のように私の手を添えたままカメラを触らせていたら、上や下や右左からゆっくり眺めまわして手を離したあと、
「まだか。早よ入れやんかい」
「何を?」
「それや。早よ入れて食わせろ」
カメラが食べ物に思えるらしい。
それでも、その横柄な命令口調が昔の父親のままで、少し安堵する。


途中、椅子を移ろうとするので支えに手を差し伸べたら、頼りないほど軽いその腕に驚いた。
あんなにどっしりした人だったのに、中身の抜け落ちた花殻のように軽い。
強く握るとくしゃりと形を失いそうなほどに。


帰り際、「バイバイ、また来るね」と手を振る私を、不思議そうな目で見ていた父。
入院した頃は、見舞いに行った母が帰ろうとするたびに、母が誰なのかもわからないながらも
「わしも帰る」
「わしには娘がいるんや。娘が車で迎えに来てくれるはずや」
と言ってたらしい。
迎えに来れなくてごめんね。
今は、帰る家のことも、娘がいたこともわからなくなっている。


病院をあとにしながら、ああ、病室でなく狭い面会室に通されて面会室の外から鍵をかけられたり、病室へ見送る時にスタッフルームの中を通って小さなドアから出入りするのをぼんやり不思議に思っていたけれど、そっか、閉鎖病棟だったんだ、と気が付いた。



まだ母や私や妹のことがいくらかわかっていた頃、便が出ずにお腹が張っていた時に
「なんで出えへんのや。頭も悪いのに体も悪い。もう死んだろか」
と言った父。
自分の頭が壊れていくのはどれほど不安だったことか。
何もわからなくなったように見える今、自分を失う不安もなくなって、子どものように今その時を生きていくれていますように。



(過去記事 「バスの来ないバス停」


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by karino-tohko | 2014-05-12 22:07 | 日記
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