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2013年 09月 14日
アンダルシア手術 その2 凝視
強烈に痛い局所麻酔が済んで、いよいよ手術開始。
痛みのショックやなんかで、すでに意識は朦朧としている。
左目は、白い布で覆われて何も見えない。
手術を受ける右目は、麻酔を打たれ、何種類もの液や薬を何度も何度も流し込まれて、磨りガラスを被せたように視界全体が白くぼやけてふやふや見えるだけ。


「では、始めます」
光の中、器具を持った手の影が伸びてきて、右目あたりを押したり覗きこんだりがちゃがちゃし始めた。
ぐぐっと圧がかかったり引っ張られたりするような感覚があるけれど、状況を想像すると怖ろしいので、なるべく何も考えない。
まぶたが閉じないよう固定する器具を付けられたような感触がしたけれど、半分朦朧としていて痛みは感じない。
入院前に読んだブログでは、次に、眼球を固定するのに「目玉が潰れる!って思うほど眼球をぎゅーっとつかまれるような」作業があると書かれていたけれど、目の中に次々にいろんなものをかけたり入れたりグリグリされたりでさらに意識が朦朧としていたので、そこはいつの間にか終わっていた。
よかった。


「上を見て下さい」
「もう少し右。右過ぎ。少し左」
「上に照明があるのでその光を見て下さい」
見ようとしても、薬で瞳孔が開かれているせいか、ひどく眩しくて勝手に目が逸れる。
「はい、ちゃんと光を見て」
必死で見る、見る。
凝視しているつもりだけれど、光がぐらぐらと動く。
必死で目で追う。
「目玉動かさないで、じっとしていて」
でも、見るように言われた光が動く。
どうすればいいのかわからず「光が動くのでそれを見ています」と応えると、
「はい、目を動かさないで、真上見て」
ここで、光がぐらぐら動くのは、先生が指で眼球をつかんで(?)何か眼球に処置しているかららしいとわかった。

これ以降、眼球の中のミクロな手術なので、なんとしても目を動かさないでおこうとするんだけれど、きらきらした光とぼんやりした光と影だけが見えているような状態で、注視する対象がなく、自分が「一点を」見続けているのかどうかもすぐにわからなくなる。
目の中に見えるもやもやしたものを見つめているとそれが動いて一緒に目も動いていくし、「あ、いけない」と元の位置に戻すにも、「いや、今動かしては…」と躊躇する。
正面を見ているつもりだけれど、眠気で黒目がひっくり返っている時の感覚に似ていて、黒目が上にあるのかどうかもあやしい。
今自分がどの方向を見ているのかもよくわからないけれど、それでも上を見てなきゃ。
眼球が動いては手術ができない。

いつからか、光る細長い物が視界にぼんやり見えていたので、ああ、これが目の中に差し込まれる三本の金属棒ってやつか、と思ったけれど、不思議と、もう怖くはない。
ただ「しっかり上を見ること」で必死。
ここで眼球が動いてしまうと、大変なことになるかも知れない。
上を見てなきゃ、見てなきゃ…。

あとで麻酔について検索したら、私が受けた「球後麻酔」は、目玉の動きも止めるらしい。
けれど手術時にはそんなことは知らず、一時間近い手術中ずっと
「目玉を動かさないようにしなきゃ。じっと正面を見てなきゃ」
「でも、今目玉がどこ見てるのかわからない! 正面、正面を見なきゃ! 正面はどこ??」
と必死で目玉を踏ん張っていて、それで気力と体力を使い果たした。
(「光を見て」「上を見て」以降は、先生からはどこかを見るようには言われなかったし、そう言えば手術中に眠ってたって書いてた人もいたし、ミクロな手術なんだからあらかじめ眼球が動かないようにされるのは当然だろうに、最後まで「上を見て」に縛られてた。)


あれこれ作業しているらしい感触が続いたあと、目の中が温かな液体で満たされるような感覚があって、
「これが人工房水…? ってことは、もう目に穴が開けられて器具類が入っているのか…」
とぼんやり思っていたところで、
「あれ? 虹彩が出てきた」
と、先生の声。
えっ!?
それって、説明会の時に「手術で起こり得る極めてまれな合併症のひとつ」だと聞いた、「眼球の膜が破れて虹彩などの組織が出てきて失明することが…」ってやつ?
まさか、まさか…。
眼球の切開部から虹彩がずるんと出てくるところを想像して不安でいっぱいになっていたら、続けて先生が
「あれ? 茶色い液が出てきた」
と。
どこから? 目から? 虹彩が溶け出してる??(違)
研修医も
「うわぁ、茶色いですね」
驚いてる…。
さらにつぶやく研修医。
「えらい状態やなあ…」
何が? 何が?

激しく不安になったけれど、その後慌ただしい緊急事態になる様子もなく、手術は黙々と進んでいく。
「先生の声もそんなに緊迫したふうではなかったし、大丈夫だったんだろうか…」


「どれくらい経っただろう。手術開始から30分以上経ってる気がするし、もう最後のあたりだろうか」と思ったところで、目の中にピンセットの黒いシルエットが現れた。
(手術開始時に、眩しい光の中に目の前の陰影がぼんやり映っていた目には、いつからか目の中の様子が映るようになっていた。)
ぼんやりした影ではなく、くっきりしたピンセットの形。

「一箇所めくれたら、あとは簡単やから。そこからめくっていけばいいから」
ピンセットが現れた左側から、先生の声がする。
ああ、作業しながら研修医に説明しているんだな…とぼんやり見ていたけれど、様子が違う。
ピンセットが何かをつまもうと目の中で動いているけれど、なかなかつまめない様子。
つまんでは引いて、つまんでは引いてという動きをしているけれど、空をつかんでいるらしく、同じ場所で何度も何度も同じ動作を繰り返している。
あ、先生じゃなく研修医がやっているのか。さっきの声は説明ではなく指示だったのか。

何もない視界に動くものが現れると、つい反射的にそちらに目が動きそうになるけれど、だめ。
何ミリってピンセットで何ミクロンってものをつまもうとしている時に、目玉が動くと大変。
瞳を動かなさいようにじっとしてなきゃ。

そっちを見ないように、見ないようにと思いながら、早く「つまめる」ようにと祈るけれど、なかなかつまめない様子。
ずいぶん長く格闘している。
こんなに集中力が持つんだろうか。
どうか落ち着いて。焦って他の組織を傷付けないで。
…と祈るものの、こっちの集中力が持たない。
ピンセットの狙いが外れないよう、眼球を動かさないように、動かさないようにと気張るけれど、気を抜くとすぐにチラッと瞳が動きそうになる。
中にピンセットが入ってるのに!
(いや、そんなに必死で耐えなくても、あらかじめ眼球が動かないようにされてるはず)

長い格闘のあと、ピンセットの動きが少し変わって、ツーッと何かを引くような動きになったと思ったら、半透明のスクリーンを切り取っていくように、ツイーッと薄い膜が引かれていくのが見えた。
ふぅ…。

あ、今剥がされたのが、もしかしたら「後部硝子体皮質」だろうか。
ってことは、まだこれから水晶体を砕いて吸い出して人工レンズを入れてガスを充てんする作業があるのか。
このとてつもなく薄いものを「つまむ」だけでも、物凄い集中力が必要そうだった。
こんなミクロな手術でよく一時間も集中力が続くものだと、本当に頭が下がる。


そのあと、棒状のものが目の中を行き来したり、くるんくるんと動く8の字形の影のようなものが一瞬見えて消えたり。
あの8の字形のくるんくるんは、折りたたまれた状態で挿入された人工レンズが開くところだったのかも。


途中で一度、痛みを感じて「う…」と声が出たら、「痛かったですか?」と、先生。
「はい、少し。でも大丈夫です」
「でも麻酔を足しましょう」
と足してくれて、手術中、ほとんど痛みはなかった。


手術開始から約一時間。
「はい、終わりましたよ。成功です」と先生の声を聞いた時には、もうぐったり。
いや、私はただ寝転んでただけ。
先生の集中力に脱帽。

朦朧としたまま「ありがとうございました」と言って、複数の手で眼や顔や手のテープだのなんだのが外されてガーゼや眼帯で目が覆われていくのに身をまかせる中、先生と研修医の話す声が聞こえてきた。
執刀医 「○○やなあ…。△△がきつくて、あまり××だからやな」
(終わった安心感でぼんやり聞いていてよく覚えてない)
研修医 「そうですか」
執刀医 「緊張がかなり強いせいやな」
研修医 「キューの時からかなり強い感じでしたね」

ああ、最初の点滴や麻酔の時からもうガチガチだった。
すみません…。
そのうえ、「目玉動かさないように! しっかり上を見続けなきゃ!」と、しなくてもよかったらしい凝視でさらにガチガチ。
過度の緊張は筋肉やなんかが硬くなって物理的にも手術の妨げになる。
もしまた手術することがあったら、忘れないように。
体の力を抜くこと、大事。
リラックス、大事。

まぶしいものを見るとくしゃみが出る体質なので、ミクロな手術中、眼球に複数の金属棒が刺さっている状態の時に照明でくしゃみが出たら…と考えると心配で仕方がなかったけれど(入院前に確認したら「くしゃみや咳が出そうになったら手を止めますので、出る前に早目に言って下さい」とのことだった)、出る気配はなかった。
というか、手術中はそれどころじゃなく、そんなことを心配していたこともすっかり忘れてた。


手術後の処置も終わり、手術台から再び看護師の押す車椅子に移されて、
「はい、顔は上げずにうつむいて下さい。このあとは当分の間、このうつむき姿勢を続けて下さい」
と言われ、うつむいたまま「ありがとうございました」とスタッフの間を抜けて入って、来た扉を出て病室へ。
病室に向かいながら、あの多くのスタッフを従えて手術を終えた先生を思い、こんな神経を使う細かな作業を一時間続けられるなんて、すごい、と、反芻。
こんなことができる人がいるなんて、本当にすごい。
まさに神の手だ。
医者ってすごい。
先生、すごい。
…と泣けてきて、ああ、泣いたら最後に目に入れた薬が流れ出してしまう、と、ガマン。

そして病室に戻って、入れ替わりで向かいのベッドの人が手術室に向かったのを知り、
「そう言えば、向かいの人も同じ執刀医だった。あんな集中力の要る手術をこんな立て続けにできるなんて。
いや、それどころか、私の前にもその前にも、続けて手術されてたんだった! いったいどんな精神力と体力と集中力!」
とあらためて驚き、先生の存在に強く感謝した。


今回は、「あの先生なら」と、その病院内でこの手術に一番慣れているらしい先生を紹介してもらえたけれど、あの先生にもどの先生にも初めての手術があって、その後、慣れない手術を何度も何十回もされて。
それを思うと泣けてきた。
(あ、薬が、と、慌てて涙を止めること、数回)
何もかもに感謝。



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by karino-tohko | 2013-09-14 20:26 | 日記
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