お風呂の湯船と底の排水栓をつないでいたボールチェーンが切れて、早十数年。
チェーンを交換しようとしたけれど、浴槽側の金具のネジ山が最初からつぶれていて、簡単には交換できそうにない。
ちょうどたまたま(ええ、たまたま)、チェーンの先にゴム製のサメがつながれた風呂栓を持っていたので使ってみたけれど、まだらに黒ずんでデコボコしたサメの表面は、どこまでが本来の色でどこからがカビなのか判別できず、深く開いた口の奥底もヘドロ状態になっていそうで怖ろしくて、すぐに使用中止。
また今度チェーンの先に何か別の浮くものをつければいいか、と思いながら十数年、日々腕まくりして残り湯の底に腕を突っ込んできた中、去年だったか、白くてなめらかで掃除しやすそうな白クマの風呂栓を発見した。
PROPAGANDA-CLASSIC 『ドレインストッパー ポーラベア』 (楽天ショップにリンク)
氷山に乗った白クマ(北極グマ)が水上を漂うデザインになっている。
が、すでにどこも売り切れ。
まあいいや、今あるチェーンの先に何か付ければ用は足せる。
…と思いながらも、相変わらず残り湯に腕を突っ込んでいたけれど、先日ふと思い立って久しぶりに検索してみたら、在庫有りの店が!
再度売り切れる前にと即注文して、すぐに届いた。
気持ちいい真っ白さ!
さっそく浮かべてみた。
底の栓も白くてうれしい。
切れたうえにチェーンがサビサビになっていた風呂栓は、役目終了。
21年間お疲れさま。
(新しい栓に不具合が起きた時用に、ゴム栓の部分は水垢を磨き落としてしばらく残しておく)
もう使うことはないのに、捨てるタイミングがわからずについ残してた元風呂栓のサメ(手前。向こう側のは友人からのプレゼント)は、
何年ぶりかにひっくり返してみると、毒々しい腹黒さ。
身を清める風呂場にあるまじき黒さだったので写真を(これでも)明るくした。
さようなら、サメ。
長い間、お風呂のお供をありがとう。
今度風呂栓に生まれてくる時は、もっと汚れにくい素材と形にしてもらっておいで。
物思う風情で漂う白クマを眺めながら、ゆるゆる入浴。
風呂栓のくさりが切れた人に(切れてなくても)、おすすめ。
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