連休前半の二日目。薄曇り。
起き抜けにベッド脇でカバンの中身の移し替えをやっていたら、ピルケースが出てきた。
いったいいつの?
リタリンとソラナックスはわかるけれど、あとの完全無地無刻印の錠剤とカプセルは何?
チロシン? ビタミン剤?
会社のものを入れているカバンに引き続き、自分のカバンも新調した。
どちらも同じように毎日一緒に持ち歩いているけれど、ヤフオクで500円で買ったナイロン製の会社用かばんは10年もったのに、新品で買った革製のこれは4年目でダウン。
パイピング部分が擦り切れて、破れたところからビニールパイプがぴょんぴょん飛び出している状態。
飛び出したパイプを切ってもうしばらく使おうかとも思ったけれど、中身を入れ過ぎて柔らかい革が伸びて形が崩れているし、こういう形の定まらないのは、やっぱり私には向いてない。元々カバンの中がひどいことになりやすい体質なのに、さらにぐしゃぐしゃになってしまう。
(売っていた時にはまだもう少し革も硬く、詰め物で四角い形を保ってたので、これくらいだったら使えるかと買ってしまった。)
中があまりにカオスでストレスだったのでバッグ・イン・バッグも買ってみたけれど、解決せず、結局新しいカバン(いや、新しくないんだけど)に乗り換えた。
次のカバンは、またもやヤフオクで調達。
使いやすくてデザイン的にも気に入っている形+しっかりした革+好きな色のものがそれでしか見つからなかったので、ユーズドで。
今度のは、20数年前にひと周り大きい色違いのものを買って長らく愛用してきたのと同じデザインなので、使いやすさは保証付き。
ただ、今の仕事で会社用カバンと一緒に持ち歩くにはそれだと大き過ぎるのと、さすがに使い込んで革の表面がところどころ擦れて剥げてきたので、通勤以外の外出用においておこうかと。
形の定まったカバンだと、同じものを入れてもすっきり収まって気持ちいい。
カバンの中身を移し替えてから、一階へ下りて着替えて。
いい具合に曇ってるから庭で草抜きをしたいけど、先に、ずっと気になってる紙類の山を整理しなきゃ。
…と思ってたのに、いつの間にか草抜きをしていた。
枝の下にもぐり込んでコビトの目で眺めると、半匍匐性のローズマリーは一株で森のようになっている。
絡まり合うローズマリーの枝と草の隙間から空を見上げたところ。
裏庭にまわると、数年前に勝手に生えてきていた薄ピンクのオダマキの株が増えて、オダマキ畑のようになっていた。
そういえば、同じように勝手に生えてきた真っ白なオダマキはいつの間にか消えている。
気に入っていたのに、残念。
今庭に残っているのは、青紫のミヤオダマキと臙脂色の西洋オダマキ。
レンガの隙間からハハコグサ。
15時。
草抜きしていた庭先で、近所の人と隣家の人から、採りたてのたっぷりのほうれん草と青葱をもらった。
大きな花束ほどのほうれん草、ひと抱え。
夜食べる分だけ洗っても、あとまだ3分の2ほど残ってる。
(2.8リットルのボウルが小さく見える葉のでかさ。)
もう一度草抜きに戻ってちょうど庭を一周したところで、雨が降り始めた。
見て待っていてくれたかのようなタイミング。
連休の前半になんとかしたかったリビングの紙の山は手付かずのまま、間二日出勤して後半の片付けに続く。(か?)