前にTV番組の『Cool Japan』で「芋煮会」というものの存在を知り、去年、会社の頒布会商品の中に「山形芋煮セット」というのを見つけて初めて食べた芋煮。
思っていた以上にクセになるおいしさにはまって、そのあと家で材料をそろえて残ったたれで同じように作ってみたけれど、芋や肉が違うからか、歯応えや食感がどうも物足りない。
で、今年も頒布会に同じセットがあったので注文して、昨晩届いたところでさっそく作ってみた。
やっぱりこのうえなく美味しい。
ふたりで食べるには多い量でかなり満腹になったのに、まだまだ口が食べ続けたがる味。
これぞ芋煮、と思っていたら、このあいだtwitterのTLに「芋煮と豚汁の違いは?」って話が出ていてびっくり。
お雑煮同様、豚や鶏を使ったり味噌味だったりと、地方によって芋以外の材料や味付けが様々らしい。
何度作っても料理の手順が覚えられないアタマをしているので、セットに入っていたレシピを自分用に加筆修正したものを写しておく。
(去年から丸一年流し台の上に載っていたシミだらけの去年のレシピが、これでやっと捨てられる。)
「おいしい芋煮の作り方」
材料(3人分?)
・山形牛 200g
・里芋 500g
・しめじ 1パック (約100g)
・平こんにゃく 1枚 (約250g)
・長ねぎ 2本
・芋煮専用たれ 300ml
・玉うどん 3玉
<下ごしらえ>
1.里芋は(皮付きのものは皮をむいて)よく水洗いして、大きいものは1/2~1/3位に切る。
2.平こんにゃくは、手で小さくちぎるかさいの目に切る。
3.しめじは根元を切り落とす。
4.長ねぎは水洗いして斜めに切る。
<手順>
1.鍋に、里芋、平こんにゃく、しめじを入れ、里芋が隠れるくらいの水(600~800cc)を入れ、芋煮専用たれを少量(約10cc)入れて火にかける。
2.泡とアクを取りながら煮る。
(ここで「すくってもすくっても泡だけど、これ、鍋の底まで泡じゃないの?」と思うほどとんでもない量の細かくクリーミーな泡が出たけれど、ひたすらすくい続けてたらなんとか水面が見えてきた)
3.里芋に箸が通るようになったら、芋煮専用たれ(約80~120cc)を加え、好みの味に整える
4.煮立ってきたら、牛肉を入れて4~5分煮込む。
5.最後に斜め切りした長ねぎを入れて、火を止めてできあがり。
(肉を4,5分煮込んだあとに入れるってことは、長ねぎはもっと薄切りにするものなのかも→)
6.食べ終わったあとの残ったスープには、うどんを入れて煮立てて食べる。
セットに入っていた「芋煮専用たれ」がなくなったら、砂糖・醤油・酒で作ってみてレシピを書き換える予定。いつか。
セットに入っていた、ねっとりもっちり美味しい「洗い里芋」の袋。
「さとう農園株式会社」の山形産里芋。
里芋は野菜売り場にある皮付きのしか使ったことがなかったけれど、それとは全然違う弾力と粘り。
芋の種類が違うんだろうか。
覚えに写真を撮っておいた。