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2011年 04月 05日
あの父にはもう会えない
母の手術に際して帰省したとき、急遽父を住まわせてくれることになった妹宅に、急遽平日の昼間父を預けることになったデイサービスセンターからの連絡帳があった。

「午前中はぬりえをしました。午前中は奥さんを捜されていましたが、昼から迎えに来ると言うと、席に戻られました」

デイサービス初日の連絡帳。
あの父親がぬりえを…と、その場面を想像すると、なんとも複雑な心持ちでつらい。

「午前中はお花体操を行い、笑顔で熱心にして下さいました。午後は創作の飾り作りをゆっくり眺められていました」

朝、センターに出かける時間になるたびに姪っ子らと「わしはどこに行くんや?」「おじいちゃんの学校」「なんで学校行かなあかんねん。いやや」と繰り返していたのが、そのうちセンターに行くのが楽しくなったらしく、姪っ子らが小学校に行こうとしたら「わしも学校行く」とついて行こうとするようになったらしい。


「お母さんどこや」
「病院」
「病院? どこ悪いんや」
「子宮」
「しきゅう…?」

「お母さんどこ行ったんや」
「病院」
「病院? どこ悪いんや」
「おなか。手術するんやで」
ってのを日に何度も何度も繰り返していた父親。

私が帰省して四日目の夜になって、
「お母さん、病院からいつ帰ってくるんや」
と聞いてきた。
「まだわからんなあ。二週間後か三週間後くらいかな」
「お母さん、どこ悪いんや」
「おなか」
「どしたんや。食べ過ぎか」

五日目も、
「お母さん、病院か。どこ悪いんや」
「おなか。手術したんやで」
「どしたんや。食べ過ぎか」

食べ過ぎで手術する図を想像する父が悲しい。


二日目の夜から、便をしたいのに出ないと繰り返し訴え、何度も何度もトイレを出入りしていた父親。
2LDKの小さな家なのにトイレの場所が覚えられず、トイレを数歩出たところでまた「もういっぺんトイレ行くわ。トイレ、どこや」とうろうろ。
プルーンや牛乳、バナナ、私が持ち歩いていたマグミット錠を飲ませても効果なく、一晩中何度もトイレを探していたらしい。

「こんなに出したいのに便が出えへん。
もうわしの体あかんわ。
腹切って死んだろか」

自分から死ぬなんてことをあの父が口にするのを聞いたのは初めてで、結構ショックを受けた。
「何日かうんこ出えへんくらいで何言うてんの。そんなん私らしょっちゅうやん」と叱りとばしている妹の声が救い。

「なんで出えへんのや。頭も悪いのに体も悪い。もう死んだろか」

時々ふと、自分の頭が不確かなことがなんとなくわかるらしい。
自分の頭が自分で信じられないのはどれほど不安だろう。


私の滞在四日目、「便が出ない」「こんなにしたいのに出ない」と二晩言い続けた父は、母の病院に向かう前に少し粗相し、でも自分では気付いておらず、慌てて着替えさせられて、そのあと病院に向かう車の中でもう一度粗相して、やはり気付かないまま汚れた服で人前を歩いていて、気付いた妹と私に無理矢理着替えさせられた。
こんな父をいきなりひとりで目の当たりにしていたらその落ち込みは酷かったろうけれど、妹がいてくれて本当に助かった。


「ここはどこや。誰の家や。なんでわしはこんなとこにおるんや」
十数年前に近くに建てて以来日常的に行き来し、ここしばらくそこで寝起きしている妹の家。
数年前からアリセプトという認知症の進行を遅らせる薬を飲み続けているらしいけれど、母の病気以降急に環境が変わったせいか、進行が早まっているよう。
私がこちらに戻ってくる直前には、今一緒に暮らしている妹の夫のこともわからなくなっていた。

帰省前の妹からの電話で症状が急に進んでいるらしい話は聞いていたけれど、前回最後に会った時には父はまだ自分で運転も買い物もしていたので、自分の目で見るまでは、まだ以前の父に会えるものだと思っていた。


十代の頃は父とは確執があって、父をずいぶん憎んでいた。
二十代の後半に家を出て、その後三十代になった頃、長く離れているうちにそんな憎しみは消えて、むしろ、我儘な子どものまま親になってしまったような父親に憐みのようなものをぼんやり感じていた。
四十代になって、かつて憎んでいた頃の父の年齢を越すと、母とのことや私達とのことについて、いつか機会があればあらためて父に訊ねてみたいと思うようになっていた。
けれど、そんな機会を永遠に失ってしまったことに気付いて、軽い喪失感を覚えている。
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by karino-tohko | 2011-04-05 22:49 | 日記
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