OVのインドネシア料理の会に参加してきた。
会社以外の人と会って話をするのは数ヶ月ぶり。
こういった集まりでもこれまでは毎回遅刻していたけれど、長らく顔を出していないので今回はなんとか時間までに着こうと、20分前に家を出るつもりで余裕を持って目覚ましとスケジュールアラームをセット。
…したはずなのに、いざ朝起きて準備を始めた時点で、「今から何を着ようか考えてエプロンにアイロンかけて三角巾代わりの布を探して…?」と、見積もっていた時間ではとても足りないことに気が付いた。夜寝る前にそういったことを終えておこうと思ったものの気を失いそうに眠くてエプロンを探すのが精一杯だったので、あとは朝からしようとその分を見積もってアラームをセットしてあったはずなのに、なぜ。
結局、最低限必要なこと以外すっとばして、家を出たのはぎりぎり10分前。
なんとか開始時間ちょうどに着けたけれど、あれだけ余裕を見て予定を組んでいたはずなのに、と、不思議でならない。
集まっていたのは約30人で、3割ほどが男の人。インドネシアや中国の人も3割ほど。
人参の千切り係を得て黙々と千切りしていたら、途中で隣に子どもを連れたお母さんが来て手早くトントントンと薄切りして、それを子どもたちがトン、トン、トンと千切り。
私のペースは小学生の子どもと同じ。
「左手はこうするのよ」「はい、こうやってね」
自分に言われているようで、そのたびにこっそり左手を変えたり長さを変えたり。
家では長らく揚げ物をしていないので、久しぶりの揚げ作業が新鮮。
油の温度や揚げ具合を横にいた青年にいちいち確認しながら、心の中で「おまえはほんとに主婦か」と自問自答。
調理室の中にはこぶみかんの葉やレモングラス、コリアンダーなど香ばしい香りが充満。
インドネシアでシェフをしていたという青年に教えてもらいながら作った料理はとても美味しかった。