昼前に、これまでにないような不安状態。
その後ずっとおかしな緊張状態が続いていて、何をやっても、取り返しのつかない重大なミスをしてしまっている気がして止まなくて、ガクガク震える手で病的に確認。
イヤな予感、イヤな予感、イヤな予感。
さっきの作業もこの書類も、絶対何か間違ってしまってる。とんでもないことをしてしまってる。
気は焦っているけれど頭がどこかぼんやりして、何もはっきり認識できない。
出先の建物の出入り口に大きなアゲハチョウ。
ドアから出てきた人に踏み潰されそうなところでへたっていたので脇に寄せようとしたけれど、書類のことで焦っていたからか、手に持っていた紙で掬い上げようとしてもうまくいかず、押し遣ろうとしてもへなへなと余計に危ないところに出てしまい、ますます焦っていじっているうちに、強い陽射しの下によろよろと飛んで行ってしまった。
ああ、あんなに弱っていたのに、ごめん。
出先をいくつかまわって最後の用を済ませた駐車場の車内温度50度近い車の中で、窓を開けてペットボトルの冷えたリンゴジュースを飲みながらタバコを深く吸い込んだら、数口目で、急に体がしんと静まった。
あ、今までずっと、アイドリングしている古い車に乗っているように、何時間もずっと体がビリビリ振動していたんだ、と気が付いた。
無意識に続けていた貧乏ゆすりが急にすとんとおさまったような感覚。
道路を行きかう車の音や人々の足音、その他いろんな周囲の物音がくっきり鮮やかに耳に入ってきて、自分の周りにはきっちり空気があって、はっきりした手触りと奥行きのある立体の世界の中に自分はいるんだと実感できた。
さっきまでは耳に緩く綿を詰めたように音が直接届いてこなくて、何かフィルターを通して周りと接していたよう。
ずっと浅い息をしていて、何度も何度も溜息をつくように息を吐き続けていたことにも気が付いた。
手の震えも止まっている。
何だったんだろう、ただのひどい緊張状態のようだったけれど何か覚えのある感覚、と思いめぐらして、そうだ、あの(私が勝手に神経症発作と呼んでいる)発作のあとのようだったんだ、と気が付いた。
体のビリビリした感じも、手が硬直したような感じも似ている。
あの発作の爆発は起こらなかったけれど、内側で静かにバクハツしていたのか。
もう落ち着いたので、大丈夫。
・ ・ ・
さっきひとつ、さんざん検索キーワード除けして書いたものがあったけれど、考えてみれば検索以外からやってくる可能性はゼロではないので、知っている使徒が見れば書き手がすぐにバレそうなその記事は結局非表示に。
またほとぼりが冷めた頃に載せます。
日曜日の日記を書こうと思っているうちに、もう明日は金曜日。何をやったかすっかり忘れてしまった。
信じられない。
書き留めていないことはアタマからどんどん抜け落ちていく。
タイプミスで「人」じゃなく「使徒」になってる。
状況を想像したら面白かったのでそのまんまに。
コメントへのお返事が追いつきそうにないので、コメント欄は閉じておきます。先に頂いた分は後日お返事します。どうもすみません。