Koさんが腰を痛めてしまったので、昨晩、少し早めに事務所を出て、いつもKoさんにやってもらっている生協の仕分けをして、物を持って階段を上がれないKoさんの分を家に持って入って冷蔵庫に入れる手伝いをした。
歩くのもひと苦労のようで、仕事も休んでいるとのこと。
「洗濯物取り込むのとか、何か手伝えることがあったらついでにやってくよ」
「ありがとう。でも、洗濯してもベランダまで持って上がれないから、洗濯もしてなくて」
「そっか。この時間からじゃ遅いしなあ。もし日曜日もまだ調子が悪かったら、洗濯でも何でも手伝うし、また連絡して。平日は帰りが遅いけど、それでよかったら何か要るものがあったら買ってくるし、メールして」
そう言って帰ろうとして、台所とリビングのある二階から玄関のある下の階に下りようとして「歩くの辛そうだしもうここでいいよ」と言ったら、「下りて玄関の鍵かけなきゃいけないから」「あ、そうか」。
「合鍵があったら、今ここで渡して鍵かけてもらえるんやけど。そうだ、今度合鍵作って、カリノさんに渡しておこうかなあ。何かあったときのために。家も近いし、安心だし」
普段会社では「何もまかせられないやつ」扱いされているので、久しぶりに会った会社以外の人にそう言ってもらえて、うれしくなった。
帰ってRに言ったら、「なんで自分ちの合鍵、人に預けるの。ヘンなのー」「えーっ、私も預けあいっこしておいたら安心かなあって思ったけど」「やっぱりおまえらヘンなの」って笑われたけれど。