一昨日の夜中、午前2時前、そろそろ掃除を切り上げてお風呂に入ろうかと思ったところで、携帯にメールが届いた。
今、電話できないかしら、とSiさん。(関西で男性の「~かしら?」は珍しい?)
何か調子がよくなさそう。5分後に電話して、と返信して、掃除にキリをつけた。
悪いことばかりで仕事や生活費のこともあり不安が大きくてつらい、こんな時間に電話するのはよくないとわかっていたけれどどうにも苦しくて、と。
建前や気休めは求めない人なので、実際の現状をなんとかする方法を考えた方がいいのか、それともとにかく気が滅入っていることがつらいのかと、「ウツっぽい状態?」と聞いたら、「ウツということばの意味がよくわからない」と。(ブラジル人なので日常会話に出てこない単語はわからない。)
説明したけれど、うまく伝わった気がしない。
父親が亡くなってから、人生がものすごく重くなった、と言う。
「ちゃんと寝てる?」
「体は寝ても、頭はずっと現実が続いているようで寝た気がしない」
「牛乳、ある? あったら寝る前に温めて飲んで。神経が休まって少し眠りやすくなるから」
「牛乳ー?(笑) あるよ。でも今晩はもう寝ない。今から寝たら起きられないから」
「何時に起きるの?」
「朝6時には会社にいたい」
「6時!? 実際に仕事が始まるのは何時から?」
「8時半」
とにかく明日(今日)は落ち着かなくて6時に会社に行きたいので徹夜して、夕方早く帰って温めた牛乳を飲んで寝るから、とのこと。
うーん、だいじょうぶ…?
40分ほど電話で話したあとお風呂に浸かりながら携帯でここまで打って、ああ、私こそ早く寝ないと、と中断。
話したら少しはマシになったと言っていたけれど、できたら今晩にでも様子を見に行きたい。