写真は、秋に顔を出したイベントで買ったcajuというフルーツ(?)のジュース。
その日すぐに飲むつもりだったけれど、一緒に買って先に口を開けたKola Inglesa(なぜか「イギリスのコーラ」というネーミングのペルーのイチゴ味のソーダ)の方がなかなか飲みきれなかったのでこっちも飲むタイミングを逃して、そのまま事務所の棚に置いてあったもの。
さっきバタバタしていて、喉が渇いたしお腹もすいたし何か冷たくて甘い飲み物が欲しいなあと思ったところで目に止まったので、飲んでみた。
イベント会場で目にした時、パッケージに見たことのない実の絵があって ”suco tropical de caju” (cajuのトロピカル・ジュース)と書いてあったので、売っていたブラジルの人に「cajuって何ですか?」(愚問)と訊いたら、「うーん…cajuのフルーツだ。この絵の」と。(ポルトガル語で)
「caju?」「そうだ、この下の果物だ」。
上の茶色いビーンズ型のってカシューナッツみたいだなあ、そっか、カシューナッツみたいなのがひっついた変わった形の果物だから「caju」って名前になったのか…と思ってあとで検索してみたら、違った。
上にひっついている「カシューナッツみたいなもの」は、まさにカシューナッツで、その根元に、こういう「果実のようなもの」(実際には果柄が肥大したもの)ができるらしい。
(実際に木に成っている状態では、果柄の先にナッツができるので、ナッツの方が下。)
この「果実のようなもの」は、英語では「カシューアップル(cashew apple)」と呼ばれているそうで、これがこのジュースの材料。
飲んでみると、ジュースはマンゴーとリンゴの中間くらいの味で、香りもフルーツそのもの。(100%ジュースじゃないので実際の実の味がどんなものかはわからないけれど。)
しっかり果物の味をしているけれど、これって、ほんとに果物じゃないの?
カシューナッツにこんな兄弟(?)がいるとは知らなかった。